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さようなら、阿寒湖畔の民芸店のアイドル「おさるのよたちゃん」

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さようなら、阿寒湖畔の民芸店のアイドル「おさるのよたちゃん」

【釧路市】阿寒湖に行ったことがある方ならきっとご存知、温泉街の一民芸店の看板アイドルとして人気を博していたサルの「よたちゃん」が2014年3月、老衰のため亡くなっていたことがわかった。人間にして100歳以上と長生きした「よたちゃん」。毛並みがよく、かわいかったお猿さんはもうお店にはいない。

おさるのよたちゃんとは

釧路市北部の阿寒湖畔の阿寒湖温泉街。土産店も数多く軒を並べる一角に「ふじさわ民芸店」はある。店先には長いこと、透明のゲージが置かれており、一匹のサルが注目を集めていた。名前は「よたちゃん」、メス。ガラス越しにかわいらしい仕草を間近で見ることができた。

インドのアカゲザル「よたちゃん」が阿寒湖畔にやってきたのは、約25年も前。埼玉県の動物園で生まれ、生後2か月で母親に捨てられ、ほかのサルに虐待を受けたことから、ペットセンターに引き取られた。そして生後4か月で現在の飼い主のもとにやってきた。

寒さが苦手だったよたちゃん

さようなら、阿寒湖畔の民芸店のアイドル「おさるのよたちゃん」

なかなかなつかなかったという「よたちゃん」。両親が愛情を込め大切に育てたことで、人も怖くなくなったよう。その後、「ズームイン朝!」などテレビ番組にも出演した経験もある。

一方で、北海道の寒さはきつかったそうで、油断するとすぐ風邪をひいてしまうため、服も重ね着が当たり前。自宅では温泉に入るという贅沢ぶりで、ビール、ヤクルト、ホットのオロナミンC、あんこまで、様々な飲み物や飲み物を好物としていた。

こうした手厚い世話のおかげか、最近では25歳を超え、人間でいうところの100歳以上と長生きをしていたという「よたちゃん」。しかし老衰には勝てず、2014年3月に飼い主の手の中で静かに亡くなったという。人間の年齢では130歳近かったと思われる。

なお、同店では現在も「よたちゃん」の写真を展示中。おさるのよたちゃんが大好きだった方はまた一度訪れてみては。

ふじさわ民芸店
釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目4-31 [地図]
写真は2012年のよたちゃん

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