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氷の結晶が木の葉のよう!森つべつ支配人が撮った霧氷が芸術的すぎる

氷の結晶が木の葉のよう!森つべつ支配人が撮った霧氷が芸術的すぎる

【津別町】北海道の冬の早朝は、自然が作り出す氷が朝陽に照らされキラキラと輝く時間帯です。その一つが、草木に着く霧氷です。このたび、北海道ファンマガジン公式Facebookページに、木の葉状の霧氷の結晶が投稿されました。それがあまりに芸術的で美しかったのでご紹介しましょう。

木々にビッシリ並んだ三角形の結晶

今回紹介する霧氷の結晶は、葉っぱの形のようなミリ単位の三角形の結晶が枝から幾重にも重なっているというもの。そして光が当たると、虹色に輝きます。これは自然が一晩で作り出した、美しく芸術的な結晶の形です。

撮影したのは、津別町の「ランプの宿 森つべつ」支配人・上野真司さん。2015年1月10日8:50頃に、同宿泊施設の近くで撮影しました。上野さんによると、撮影時の条件は、気持ちの良い青空で、気温はマイナス5度くらい。最初は風景全体を撮影していたそうですが、よーく見てみると結晶の形がハッキリと見えるのでマクロレンズに交換して撮影したそうです。

氷の結晶が木の葉のよう!森つべつ支配人が撮った霧氷が芸術的すぎる
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まるで小さな宇宙

現地で木々に霧氷が発生したのは、放射冷却で冷え込み澄んだ空気であったこと、また、近くに川が流れており、その川から発生する水蒸気が冷やされたため。「キレイな水と澄んだ空気、キィ~ンと冷え込む放射冷却、緩やかな森の風」といった条件が揃うことが関係していると上野さんは考えます。

さらにその後、太陽の光が当たり始めると、その熱によって氷が溶け始め、ハラハラと木から離れてダイヤモンドダストのように降り注ぎます。それも、森じゅうをキラキラと輝かせ、とてもきれいなのだとか。

このような芸術的な霧氷の結晶は、森で暮らしていると特に珍しい現象ではなく、ちょくちょく目にする光景だとか。霧氷の結晶の形はいつも同じではなく、その日によって違うのが面白い。今回は三角形の結晶でしたが、例えばクリスマスツリーのような形も過去には撮影しています。

▼2012年1月18日に撮影された芸術的な霧氷
氷の結晶が木の葉のよう!森つべつ支配人が撮った霧氷が芸術的すぎる
氷の結晶が木の葉のよう!森つべつ支配人が撮った霧氷が芸術的すぎる

広大な森の中で、とっても小さなミクロの世界ですが、その中にこれだけ繊細で美しく、さらに小さな世界が広がっていることについて、「まるでそこに小さな宇宙が存在しているように感じるんですよね」と上野さん。「緻密に、正確に、全てが調和するように作られた世界。そこには神様の設計図、メッセージを感じずにはいられない」と話します。

リアル「アナ雪」の世界が広がる津別の森

今回のように放射冷却で冷え込んだ早朝、特に朝陽が差し込む前の森は感動の嵐。霧氷により木々は白く輝く結晶を身に纏いますし、川面にできた氷の表面には、その結晶が成長してできる氷のお花「フロストフラワー」が満開に。一面が真っ白に覆われた世界になるため、上野さんの言葉を借りれば、「リアル『アナ雪』の世界」が広がることになります。

マクロからミクロへ―。美しい空気と水と厳しい寒さが創り出す結晶の形の繊細さを間近で観察してみては。

▼取材協力および写真提供:ランプの宿 森つべつ
北海道網走郡津別町字上里738番地
TEL:0152-76-3333
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