名店「あま屋」がディマシオ美術館にカレー店オープン!人気は鹿肉カレー

【新冠町】新ひだか町の名店「お料理あま屋」が2015年4月1日、新冠町の「太陽の森 ディマシオ美術館」内に新店をオープンした。カレーを中心とした「カレーのあま屋」で、中でも「日高産エゾ鹿肉カレー」が人気を集めている。

地域に特化した食事をしてもらいたいとオープン

「お料理あま屋」は、日高産の食材にこだわった日本料理や本格焼酎などが楽しめる、少し贅沢な和食店。「晴れの日にはあま屋へ」といわれるほど、地元・新ひだか町静内地区では指折りの評判店として知られる。

その名店「お料理あま屋」が「カレーのあま屋」として、世界最大の油彩画を常設展示する「太陽の森 ディマシオ美術館」にオープンした。同店の天野マネージャーによると、「日高の歴史、太陽地区のイメージと廃校を利用した温かみのあるディマシオ美術館全体の雰囲気の中で、この地域に特化した食事をしてもらいたい」と考えオープンを決めた。

▼世界最大の油彩画を展示する「太陽の森 ディマシオ美術館」

正確には「ステンドグラス カフェ&レストラン あま屋」という店名だが、現在の提供メニューはカレーのみのため「まわりが勝手に『カレーのあま屋』と呼び始めてしまった」(同美術館)という。

日高産食材にこだわった贅沢カレーが6種類

提供するランチメニューは全6種類。「日高産エゾ鹿肉カレー」、「十勝産黒毛和牛カレー」、「トマト&モッツァレラカレー」、「静内産ツブ貝カレー」、「静内産ホエー豚カレー」、「たっぷり野菜カレー」があり、中でも地元エゾシカの熟成鹿肉を使った「日高産エゾ鹿肉カレー」は連日売り切れになるほど人気という。

▼日高産エゾ鹿肉カレー、1,400円

▼たっぷり野菜カレー、1,400円

カレーを中心としたのは、「カレーは皆好きで、日高の食材と歴史を詰め込むことができ、お客様をお待たせすることなく提供できるため」という。地元日高産の食材にこだわるほか、自家製のオリジナル昆布スパイスも使っており、「食を通して日高の歴史文化を感じてもらいたい」と天野さんは説明する。今後は状況を見ながら現在のメニューの精度を高めていきたいとしている。

なお、全てのカレーメニューには新冠町の特産品であるピーマンがつき、ライス、サラダ、スープはおかわり自由のセルフサービス、ドレッシングは「あま屋」オリジナル。カレーは数量限定で販売状況によっては売り切れることもあるのでお早目に。ドリンクは別途200円で提供する。

「カレーのあま屋」は美術館正面入口受付の左手に位置し、レストランのみの利用も可能。営業時間は11:00~15:00で、12~翌年3月の冬季は休館する。
ディマシオ美術館公式サイトお料理あま屋公式サイト