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すすきのや狸小路も会場に!『札幌国際芸術祭2017』開催概要を発表

編集部
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すすきのや狸小路も会場に!『札幌国際芸術祭2017』開催概要を発表

2016年2月16日、『札幌国際芸術祭2017』の開催概要発表記者会見が札幌市時計台で行われ、開催期間とテーマ、会場等が発表された。今回のテーマは「芸術祭ってなんだ?」で、2017年8月6日~10月1日までの57日間にわたり繰り広げられる予定だ。
(※SIAF2017スペシャル・ビッグバンド=大友良英ゲストディレクター、沼山良明エグゼクティブアドバイザー、漆崇博、上遠野敏、木野哲也、坂口千秋、佐藤直樹、中島洋、端聡、細川麻沙美、マユンキキ(マレウレウ)、宮井和美、藪前知子)

「芸術祭ってなんだ?」を一緒に考えてほしい

『札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival=SIAF、略称:サイアフ)2017』は創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会の主催。2014年に初開催されて以来、3年ぶり2回目の開催となる。今回、参加型芸術プロジェクトにおいて国際的に多数の経験と優れた手腕を持つ音楽家の大友良英氏をゲストディレクターに迎え、ホストである札幌市民が一緒に芸術祭を作っていく。

▼記者会見に臨む秋元克広札幌市長、大友良英SIAF2017ゲストディレクター
すすきのや狸小路も会場に!『札幌国際芸術祭2017』開催概要を発表
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テーマは「芸術祭ってなんだ?」。「?」がつくこのテーマについて大友氏は、ゲストディレクター就任以来ずっと考えてきたこの疑問に対する答えを「一緒に考えてほしい」と話す。また、本芸術祭は始まったばかりで伝統のないイベントであり、札幌市民で試行錯誤しながら作っていく「可能性の玉手箱だ」と考える。芸術作品に対して答えを一つに決めるのではなく、様々な視点から様々な考えが共存して良い芸術祭を目指している。

開催会場は、すすきのエリア、狸小路エリア、円山エリアに、札幌芸術の森、札幌市資料館、モエレ沼公園などを加えた市内各所。「単なる展示会にすることなく」(秋元克広札幌市長)街中を有効に使いたいとの思いがあり、とりわけすすきのは全国的に誰でも知っている場所なので会場の一つに選んだという。各会場をどのように使用するかはプロジェクトの中でこれから考えるとしており、みなを巻き込んで一緒に考えるその「プロセス自体を楽しんでもらいたい」(大友氏)と強調する。

▼マレウレウのパフォーマンス
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世界最大規模を目指す「大風呂敷プロジェクト」

2016年度からスタートする継続プロジェクトとして、その筆頭に「大風呂敷プロジェクト」を挙げる。被災地・福島から全国に広がりを見せる取り組みで、提供された布地を市内各所に設けられた風呂敷工場で縫い合わせて大風呂敷を制作する。完成した大風呂敷は期間中市内各所に展開されるが、福島で達成した6000平米を優に超える「世界に類例を見ない規模にしたい」(大友氏)と意気込む。

▼「自分たちが作っていると答える人が増えてほしい」と大友良英SIAF2017ゲストディレクター
すすきのや狸小路も会場に!『札幌国際芸術祭2017』開催概要を発表

また、中学生・高校生を中心に募集するメンバーでオーケストラを編成する「さっぽろコレクティブ・オーケストラ」、団体や個人がしないで実施する展覧会やイベントなどを広く募集する「一緒につくろう芸術祭公募プロジェクト」も実施する。

プレイベントとしては、2016年8月5・6日に「さっぽろ八月祭」を札幌市北3条広場(アカプラ)で、2017年2月にはさっぽろ雪まつり(2月6日~19日)や2017冬季アジア札幌大会(2月19日~26日)の開催に合わせ「SIAF2017二月祭(仮)」を開催していく考え。2017年春に参加アーティストと企画構成の最終発表が行われ、「札幌国際芸術祭2017」につなげていく。詳細は公式サイト参照

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