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連続点灯10000日達成!室蘭・測量山ライトアップが節目迎える

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連続点灯10000日達成!室蘭・測量山ライトアップが節目迎える

室蘭市の測量山(標高199.63m)の頂上を彩るライトアップが、2016年4月14日に連続点灯10000日の節目を迎えた。室蘭夜景のシンボルとして市民の間でも親しまれてきたライトアップ。市民の思いが連続点灯を達成した。

7基がカラフルにライトアップされる測量山

ライトアップされているのは測量山頂上に立つ7基の送信塔群。点灯開始当初は6基だったが、1994年に1基増設し7基になった。その内訳は、青2本、緑1本、金2本、白2本。4~9月には日没から24時まで、それ以外の冬季は23時まで点灯している(ガイアナイトは21:00~24:00)。

市民の思いが詰まったライトアップ

測量山ライトアップの連続点灯は1988年11月26日が初日。同年7月29日~31日にかけて「むろらん港まつり」が開催されたのに合わせて、北海道電力室蘭支店がライトアップしたのがきっかけとなり、一般財団法人室蘭ルネッサンスが市民の声に応える形で事業継続。それ以来、危機的状況を乗り越えながらも、一日も欠かすことなく毎日連続点灯してきた。

1988年11月26日 点灯開始
1991年08月24日 連続点灯1000日
1994年05月20日 連続点灯2000日
1997年02月12日 連続点灯3000日
1999年11月10日 連続点灯4000日
2002年08月06日 連続点灯5000日
2005年05月02日 連続点灯6000日
2008年01月27日 連続点灯7000日
2010年10月23日 連続点灯8000日
2013年07月19日 連続点灯9000日
2016年04月14日 連続点灯10000日

点灯を続けるには費用がかかる。その費用は一般の寄付金で賄われてきた。そもそもライトアップを続けることになった経緯には、鉄鋼の街として知られる室蘭が不況に見舞われ暗い話題が多かったことから、室蘭を活気づけたいとの思いがあった。1987年、新日本製鐡室蘭製鐡所の高炉廃炉発表が室蘭に衝撃を与え、人口流出・財政悪化などの危機に立たされていた。

連続点灯10000日達成!室蘭・測量山ライトアップが節目迎える

そこで市民がお金を出し合って室蘭を活性化しようとライトアップを開始。当初1日5,000円(現在は4,000円)の寄付を市民や企業から募って、費用を賄ってきた。

寄付する市民は何かしらの思いをもって寄付する。追悼やお別れといった悲しみのメッセージ、逆に誕生日や結婚式、入学や卒業など記念日や感謝の気持ちを伝える喜びのメッセージなどがある。そのメッセージは新聞(室蘭民報、北海道新聞地方版)やラジオ(FMびゅー)などに掲載される。

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