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PMF2017開幕!初日に開催されたコンサートの模様をリポートします!

石簾マサ
Written by 石簾マサ

札幌市で今夏はじめての真夏日を観測したのが、7月7日(金)。そして翌7月8日(土)、心待ちにしていた皆さんの熱気により、最高の天気でPMF2017が開幕しました。当日は多くの人が札幌芸術の森・野外ステージへと足を運び、真駒内駅からは直行バスの臨時便が出たほどの大盛況でした。

そんなオープニング・コンサートの様子と、さらに7月9日(日)に行われた大通公園コンサートの様子をご紹介しましょう。

暑くて熱い札幌の夏のはじまり

▼4,000人の熱気に包まれた札幌芸術の森・野外ステージ(写真提供:PMF組織委員会)
PMF2017開幕!初日に開催されたコンサートの模様をリポートします!

「PMF2017 オープニング・コンサート」は、無料で誰でも自由に入場できるコンサートです。そのため、毎年大変な人気で、今年もなんと4,000人もの人が鑑賞しました。

札幌芸術の森・野外ステージは、前日に続いての真夏日。帽子や日傘などで暑さ対策をする人や、テント持参の人も少なくありません。さすが今年で28回目を迎えるPMFだけあって、札幌のクラシック音楽ファンは楽しみ方も心得ているようでした。

午後1時、会場の熱気が高まる中、いよいよコンサートがスタート! まずは、PMFアカデミー生を導く教授陣のご紹介。世界各国から参加した一流の演奏家たちが、ステージ上にズラリ並んだ姿は、圧巻です。ひとりひとり名前が読み上げられ、観客席から拍手のみならず歓声が上がっていたのも、通常のクラシック・コンサートとはひと味違う光景でした。

コンサートは、教授陣による弦楽四重奏や木管五重奏で開幕。

野外コンサートならではの開放感からか、会場には肩肘張らないラフな雰囲気が流れています。たとえばウィーン・フィルメンバーの弦楽四重奏によるアンコール、J.シュトラウス2世作曲のポルカ『観光列車』では、ヴァイオリンのライナー・キュッヒル氏が立ち上がって客席に向かって陽気に演奏するなど、思わず笑いが起こる場面も。また、ベルリン・フィルによる木管五重奏のアンコールでは演奏者全員がサングラスをかけて登場したりと、楽しい演出で盛り上がりました。

▼ライナー・キュッヒル氏の楽しい演出に笑いも(写真提供:PMF組織委員会)
PMF2017開幕!初日に開催されたコンサートの模様をリポートします!

▼演奏者全員がサングラスをかけて登場したアンコールのアンサンブル(写真提供:PMF組織委員会)
PMF2017開幕!初日に開催されたコンサートの模様をリポートします!

教授陣の素晴らしい演奏と、観客に対するサービス精神に酔いしれた後は、お待ちかね、PMFオーケストラのお披露目です。今年、オーディションにて高い競争率の中から選ばれたのは、28ヵ国・地域の90人。演奏するのは、PMF創設者であるレナード・バーンスタイン作曲の『キャンディード』序曲、そして『ウエストサイド・ストーリー』からシンフォニック・ダンスです。

90人という大所帯の演奏は、さすがの迫力。まだ少々荒削りな部分もありますが、これからの1ヶ月間で彼らがどう成長していくのか、楽しみなところです。最後は客席から惜しみない拍手が送られ、大盛況のうちに幕を閉じたオープニング・コンサート。ますます熱くなりそうな札幌の夏が、ここ芸術の森からはじまりました。

日曜の夕涼みに大通公園でクラシックのしらべ

▼大勢の人たちが訪れた大通公園(写真提供:PMF組織委員会)
PMF2017開幕!初日に開催されたコンサートの模様をリポートします!

オープニング・コンサートの翌日には、大通公園西6丁目で『PMF 大通公園コンサート』が開催されました。こちらも無料コンサートとあって、開演時間10分前に、すでにほとんどの席が埋まっていました。

この日も開幕は教授陣によるホルン・アンサンブルで『アナと雪の女王』のメドレーから。その後、弦楽四重奏で前日のオープニングでも披露されたモーツァルトの弦楽四重奏曲『春』、J.シュトラウス2世の『春の声』などと続きました。最後にはPMFオーケストラ・メンバーも加わり、ブラス・アンサンブルでピアソラの『リベルタンゴ』も演奏されました。

日中は真夏日を記録したものの、夕方になると涼しい風が吹いていた大通公園。犬の散歩をしていた人や、外国人観光客なども、思わず足を止めて聴き入っているのが印象的でした。こうしたクラシック音楽との偶然の出会いも、PMFならではの光景です。

来月はPMFのクライマックス、”PMF GALA コンサート”と”ピクニックコンサート”をリポートします!

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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】