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田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

石簾マサ
Written by 石簾マサ

上川町に開校した交流型市民大学「大雪山大学」。2017年8月11日(金)に行われた入岳式に続き、特別講座が8月26日(土)に行われました。「日本百名山ひと筆書き~グレートトラバーズ」で知られているプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんを講師に迎え、トレッキングツアーと記念講演会が開催されました。

特別講座 田中陽希さんの「山に学び、山で学ぶ。」~黒岳トレッキングツアー~

午前中には、田中陽希さんと一緒に歩くトレッキングツアーが行われました。事前に募集した希望者の中から抽選で選ばれた17名と一緒に黒岳の7合目までロープウェイとリフトで登り、そこから歩いて頂上を目指します。

▼田中陽希さんとトレッキングツアー参加者
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

しかし、雨予報のため5合目から7合目まで登山道を登り、7合目にある遊歩道「黒岳カムイの森のみち」をトレッキングするコースに変更。歩きはじめると、6合目を越えたあたりでなんと豪雨に。7合目に到着する頃には雷鳴がとどろきはじめました。「黒岳カムイの森のみち」トレッキングは中止になり、そのままリフトで引き返すという波乱の展開となりました。

▼突然の豪雨のため雨具を着込んで7合目をめざす参加者
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

リフトとロープウェイを使い麓まで降りてくると、これまでの悪天候が嘘のように晴れ渡りました。そこで、さらに予定を変更して、紅葉谷を散策することになりました。

▼トレッキングツアーは紅葉谷トレッキングに変更
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

向かうは紅葉滝。参加者はガイドの説明を聞いたり、田中さんと会話したりと、トレッキングを楽しみました。

▼遊歩道周辺に咲く花々を見ながらのトレッキング
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

到着した紅葉滝で引き返し、出発地点に戻ったところで約1時間の行程が終了。参加者は「陽希さんは、気さくに話をしてくださり、いろいろなことを学べました」「トレッキング中も気を使ってくださり、感激しました」と田中陽希さんとの時間を楽しんでいたようでした。

▼折り返し地点の紅葉滝で記念撮影
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

黒岳ロープウェイ山麓駅舎2階にある「ラウンジ ポロ・ノチゥ」にて、懇親会があり参加者はサインを貰ったり握手をしたりして午前の部は終了しました。

特別講座 田中陽希さんの「山に学び、山で学ぶ。」~記念講演会~

▼会場となった「大雪森のガーデン」
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

午後は、場所を変更し「大雪森のガーデン」で記念講演会が行われました。参加したのは、事前に申し込みがあった人から抽選で選ばれた80名と当日参加の方約20名。

タイトルは「山に学び、山で学ぶ。」。田中さんがこれまでチャレンジしてきたアドベンチャーレースの話や、テレビで放映されなかったグレートトラバースの裏話などをモニターに写真を映しながら解説してくれました。

「アドベンチャーレースは睡魔との戦いなんです」「グレートトラバースでは、常に山を歩いているように紹介されていましたが、実際はアスファルトを歩いていることの方が多いんですよ」などという話にはみなびっくり。

「自然から人間力を培っている」「何をするにもまず一歩踏み出すようにしている、一歩踏み出さなければ成功も失敗もない」といった実感を伴う話には、みな真剣に耳を傾けていました。講演は1時間半ほどで、大盛況のうちに終わりました。

▼話に引きこまれる参加者の皆さん
田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

これからも大雪山大学は、このようなさまざまな興味深い講座やイベントを開催していく予定です。自然が好きな人、自然に触れてみたい人は、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

今後の開講講座

2017年9月9日(土)/【情報発信コース】インスタグラムでいいね!が集まる! 共感フォト講座
2017年9月17日(日)・18日(月)/【芸術学部】森の音いろワークショップ~間伐材楽器づくり&ミニライブ~
詳しくは、「開講講座」ページをご覧ください。

※「大雪山大学」は、学校教育法上に定める正規の大学ではありません。

田中陽希さんのプロフィール

田中陽希さんと行く!大雪山大学で黒岳トレッキングツアー&講演会開催

プロアドベンチャーレーサー チームイーストウインド所属

北の大地にあこがれた父の一言によって、6歳で北海道富良野市麓郷に移住。一年の大部分を雪と共に過ごし、クロスカントリースキーに没頭する。明治大学進学後もスキー部で活躍。大学卒業後、体育教員を目指す傍らアドベンチャーレースと出会い、冒険へと人生の方向転換を図る。

2009年世界スキーオリエンテーリング選手権大会日本代表。国内唯一のプロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDの主力メンバーとして活動中。パタゴニアンエクスペディションレースに2010年~2013年の4年連続と2016年出場。最高位は2012年と2013年と2016年の2位。チームの目標は世界一。

2014年、南は屋久島、北は利尻島までの日本百名山を人力のみで繋ぎあわせる前人未到のチャレンジ「日本百名山ひと筆書き~グレートトラバース~7800kmの旅」を209日で達成。2015年、北は宗谷岬、南は佐多岬までの新たな100座を、同じく人力のみで繋ぎあわせる「日本2百名山ひと筆書き~グレートトラバース2~8000kmの旅」を222日で達成した。

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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】