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苫小牧市が釧路市を抜いて道内4位に上昇―47年ぶりに四大都市が変動

道内の自治体別人口順位で昨年、江別市が室蘭市および小樽市を相次いで抜き去り道内7位に上昇したのは既にお伝えした通り。この記事の末尾で予告していたことが現実になりました。道内人口順位4位 釧路市に僅差で迫っていた同5位 苫小牧市が1月、4位に上昇、釧路市が5位になりました。

1月末の住民基本台帳で順位変動が明らかに

両市が発表した2018年1月末現在の住民基本台帳。苫小牧市は前月より137人減の172,236人。一方、釧路市は前月より177人減の172,214人で、両市の差は22人となりました。

前月(2017年12月末)は、苫小牧市172,373人、釧路市172,391人とわずか18人差で釧路市が4位をキープしていましたが、減少幅は釧路市のほうが大きかったため、一ヵ月で40人の差が生じ逆転する結果となりました。

人口減少は両市とも共通ですが、釧路市は1981年の23万人をピークに、過去30年以上にわたり5~6年に1万人の規模で減少。一方の苫小牧市は2013年まで人口増でしたが、それ以降、1年で数十人~数百人程度しか減少していないという違いがあります(グラフではほぼ変動がないようにも見える)。

苫小牧市が釧路市を抜いて道内4位に上昇―47年ぶりに四大都市が変動

今後も、4位 苫小牧市と5位 釧路市との人口差は広がっていくと推測されます。

47年ぶりに変わる道内四大都市

これまで長い年月、1位 札幌市、2位 旭川市、3位 函館市、4位 釧路市、これをもって道内四大都市としていましたが、約47年ぶりにこの構図が変わることになります。

1位 札幌市 1,963,626人
2位 旭川市 339,858人
3位 函館市 262,519人
4位 苫小牧市 172,236人
5位 釧路市 172,214人
6位 帯広市 167,597人
7位 江別市 119,021人
8位 小樽市 118,923人
9位 北見市 118,716人
10位 千歳市 96,790人
※執筆時点で最新の住民基本台帳による

釧路市は、1950年の国勢調査では道内7位でした。その後1960年までに、夕張市、室蘭市を抜き5位に。釧路市が4位になったのは1970年12月で、それまで道内4位だった小樽市を抜きました。この当時、小樽市は人口減少が始まっていたのに対し、釧路市は人口増だったという背景もあります。この年以来、約47年にわたり道内4位を維持してきました。→主要都市の人口推移についてはこちらの記事も参照。

一方、苫小牧市は、1950年の国勢調査ではトップ10にも入っていませんでした。しかし1960年代以降、夕張市、室蘭市、小樽市を抜き、2004年には帯広市も抜きました。

釧路市の減少幅は大きく、わずか5,000人差と迫りながら減少幅は緩やかな6位 帯広市にも、今後数年以内に抜かれるとの見方があります。今後は道東の二大都市、釧路市と帯広市の人口推移にも注目です。

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