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大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

今年はバーンスタイン生誕100年というメモリアルイヤーでもあり、大盛況のうちに幕を閉じた2018年のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。PMFの終わりと共に、夏の終わりを感じたという札幌市民も少なからずいたのではないでしょうか。

さて、そんなPMF2018を改めて振り返ってみてどうだったのか、事務局スタッフに突撃インタビュー! 現場で見守り続けた人だからこその、率直な感想を述べてもらいました。

より身近に感じられた今年のPMF

--まずはPMF2018全体を振り返って、いかがでしたか。

「PMF創設者であるレナード・バーンスタイン生誕100年の今年は、例年以上に満席公演が多く、盛り上がりを感じることができました。新たな取り組みとしてPMFアカデミー生に今まで以上にスポットを当てたPRを行ってきたこともあり、コンサート会場にお越しいただいたみなさまには、PMFをより身近に感じていただけたかと思います」

--以前、PMF真っ只中のアカデミー生たちに貴重なお話を聞くことができました。

▼PMFについて語るアカデミー生たち
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

--PMFの集大成であるGALAコンサートも、大変好評だったようですね。

「1曲目のオルガン演奏や、工夫を凝らした照明、また会場であるKitara大ホールホワイエにてアカデミー生等身大パネルとバーンスタイン生誕100年の写真を会期中に展示し、GALAコンサートではロビーコンサートも開演前に行いました。より多くのみなさまに楽しんでもらえる、華やかな雰囲気でのコンサートになったのではないでしょうか」

▼アカデミー生全員の写真がエントランスを彩った
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

--会場に入った瞬間から、みなさん気持ちが高揚したでしょうね。

「長丁場にも関わらず満席の公演となり、観客のみなさまには『PMF賛歌~ジュピター~』の合唱で、会場の一体感も楽しんでいただけたと思います」

PMFの楽しみ方が札幌市民に定着してきた

--PMFは、世界の若手音楽家を育てる国際教育音楽祭でもあります。側で見ていて、アカデミー生たちの成長は感じられましたか?

「もちろんです。今年のGALAコンサートは前日のピクニックコンサートに続いて開催されたため、アカデミー生にとってはハードなスケジュールだったと思います。しかし、集中力が切れることもなく、芸術監督であるワレリー・ゲルギエフと共に札幌では会期最後となる演奏をやり遂げていました」

▼ハードスケジュールも乗り切ったGALAコンサート
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

--それは頼もしい限りですね。

「また、広島公演では演奏会の前に、アカデミー生が広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花し、被爆体験者の話を聞く貴重な機会をいただきました。平和活動に熱心だったバーンスタインの想いにも通じる公演となりましたね」

▼慰霊碑に献花するアカデミー生
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

--最後に、札幌の観客について感じたことを教えていただけますか?

「ピクニックコンサートではテントや飲食物の準備万端なお客さま、それに小さなお子さんを連れたファミリーも青空の下リラックスして音楽を心ゆくまで堪能されている様子が印象的でした。それぞれの楽しみ方が定着し、広がっているのを感じますね」

▼さまざまなスタイルでピクニックコンサートを楽しむ観客たち
大盛況のうちに閉幕!事務局スタッフが語るメモリアルイヤーのPMF

来年のPMF2019は、PMF30回記念という節目を迎えます。また、札幌文化芸術劇場「hitaru」もオープンし、PMFの新たなステージとして期待が高まります。今年以上に盛り上がりそうなPMF2019、ますます目が離せません。

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】