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上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

大雪山大学プロジェクトでは、3月9日に上川町内の旭ヶ丘で、雪のキャンパスゼミを開催しました。町内や近郊から多くのファミリーが参加。冬のアクティビティ無料体験や、大雪山の麓で育った上川町産食材を使った「大豆コーヒー作り」を実施するなど、さまざまな体験を通して上川の冬の魅力を学びました。

遊びと、学びを体験する一日が始まる

▼大雪山系の山々にシンボルフラッグが映える
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

10時の受付開始と同時に、たくさんの受講者が来場しました。

▼受付開始早々に集った受講者たち
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

地元産大豆でコーヒー作りを体験

▼大豆コーヒーを考案した辰巳裕亮氏
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

上川町産食材を使った体験メニューとして、「大雪山の麓で育った大豆コーヒー作り」が行われました。大豆コーヒーは、4年前に町内の若手集団「フロムK」が集まったときに持ち上がった「何か上川町の新しい特産品を作れないか」という会話から誕生したといいます。

▼ノンカフェインなので、授乳中のママやお子様にも安心です!
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

これまで辰巳さんの農場では、大豆を栽培して業者などに卸していました。加工品を開発するにあたり情報を収集したところ、フライパンで炒ってコーヒーを作る方法を発見。「試飲したところ評判が良かったため、特産品として売り出すことを決めた」といいます。

風味は強くないものの、実際のコーヒーに近い味わいです。砂糖やミルクを入れてもおいしく、カフェインが入っていないので、誰でも楽しむことができます。3月から新製品としてインスタントタイプも発売。これまで町内のパン屋やイベントで販売していましたが、このインスタントタイプは今後は生産量を増やして層雲峡温泉内のホテルや道内のお土産店での販売も視野に入れているそうです。

▼上川町産の大豆「とよみずき」を使用(左が煎った後の大豆・右が煎る前の大豆)
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

▼東神楽町から参加した親子
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▼20分ほどフライパンで炒る
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最初の体験には、旭川から来たご夫婦と、東神楽から来た親子が参加しました。上川産大豆の説明を受け、大豆コーヒーを試飲したあとに、フライパンを使って焙煎体験(1人50g)を行います。今回使用する「とよみずき」は、真っ白な色をしていますが、焙煎するとコーヒーのような褐色になります。

▼焦がしすぎると粒が大きくなり、苦みも発生しやすい
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

参加者は初めての体験に興味津々。大豆のことや商品化のこと、さらには辰巳さんが着ているTシャツに書かれたメッセージは何かなど、さまざまな質問が寄せられました。参加者は辰巳さんの話からもいろいろなことを学びました。

▼大豆とコーヒー作りを学んでくれました
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

大豆コーヒーはフライパンで焙煎し、30分ほど冷ました後、ミルで砕いて出来上がり。難しい作業ではないので、お子さんでも十分に楽しめます。カフェインが苦手なため、コーヒーを飲むのが久しぶりという参加者は、「大豆でコーヒーができると思わなかった。これなら美味しく飲める」といい、自分で作ったコーヒーを知人と一緒に楽しみたいと話しました。

▼冷えた体を「甘酒」で温めて
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

当日は天気がよいものの、風が強いため寒さを感じる一日となりました。無料開放されたヴィラでは、緑丘茶房のオリジナル甘酒を提供。試飲サービスにたくさんの人が訪れ、暖かい室内で上川大雪酒造手造りの米麹を使った冬の味覚も楽しみました。

大人も子供も楽しめる数々のアクティビティ

広場の雪原では、自然を楽しむ数々のアクティビティが無料で体験できる特別企画が用意されていました。

▼スノーラフト
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

スノーモービルに引っ張られたゴムボートが左右に揺れるスノーラフトは、とてもスリリング。大人も子どもも歓声を上げながら楽しんでおり、2度、3度とチャレンジする参加者もいました。

▼スノーチューブスライダー
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

スノーチューブスライダー体験では、ビニール製の大きなチューブで斜面を滑走します。勢いが付きすぎて回転したり、コースアウトしそうになったり。滑るたびにこちらも歓声が上がります。

まるでロボット? 圧雪車に興味津々

▼圧雪車をバックに記念撮影
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▼旭川から参加した親子
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圧雪車で大雪山系の山々を見渡せる丘まで運んでくれる「スノーキャットクルーズ乗車体験」は、1、2を争う人気のアクティビティでした。フリーペーパーを見てイベントを知ったという旭川市から来た親子は、「旭ヶ丘を旭川市内の『旭山』と勘違いしたため、到着が遅れてしまった」と笑います。息子さんは圧雪車に興味を持ち、操作方法などをスタッフに詳しく尋ねていました。

▼圧雪車の機能についてレクチャーを受ける
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

圧雪車はクルーズや雪を踏み固めるだけでなく、クロスカントリーのコース作りにも使用されています。操縦士が専用アームをおろして走ると、雪面に綺麗な2本のラインが描かれました。巨大ロボットのような動きに興味津々。圧雪車のさまざまな機能に驚いていました。

▼自転車に乗れるのが早くなる「スノーストライダー」
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

今回は、アクションスポーツを取り扱うムラサキスポーツがご協賛。幼児用自転車にボードが付いた「スノーストライダー」は、子どもたちに大人気。雪の上なら転んでも痛くなく、バランス感覚が磨かれるので、小さいうちから遊んでいると、自転車に早く乗れるようになるそうです。こうして冬のアクティビティで体幹を鍛えられるのも雪国ならではですね。

▼よく遊び、よく学んだ一日
上川で遊び、学ぶ!大雪山大学「雪のキャンパスゼミ」で冬の魅力再発見

訪れた受講者から「勉強になった」「楽しかった」「また来たい」という声が聞かれ、盛況な中でキャンパスゼミは終了しました。雪中アクティビティはもちろん、特産品の大豆コーヒーづくり体験や甘酒の試飲、普段あまり知ることのない圧雪車の機能を知るなど、イベントを通して地元上川町の魅力と新しい楽しみ方を発見できた一日でした。

筆者について

吉田匡和

吉田匡和

札幌在住の文筆家・写真家。日本のすべての年金制度(厚生年金・国民年金・国家公務共済・地方公務員共済・私学共済)に加入したことがあるという、自慢にもならない経歴を持っています。苦労しなくて済む程度のアウトドアが趣味で、夕日を見ながらビールを飲むのが大好きです。【Sクラス認定ライター】