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PMF2019アカデミー生たちに聞く―期間中はどんな日々を過ごしていたの?

  

今年のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)が感動のフィナーレを迎えてから、数ヶ月。そろそろPMFロスに陥っているファンの方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、PMF2019で活躍したアカデミー生たちへのインタビューをお届けします。この記事の最後にPMF2019のオンデマンド配信についての情報もありますので、アカデミー生たちのキラキラした表情と共に、盛り上がった夏の思い出を振り返ってみてはいかがでしょう。

ハードながらも充実した毎日

インタビューしたのは、あと数日でPMF2019が閉幕するという日。コンサートホールKitaraで練習中だったテューバ奏者の夏目友樹さん、チェロ奏者の島貫ゆりあさん、フルート奏者の世良法之さんにお話をうかがいました。

▼左から夏目さん、島貫さん、世良さん
PMF2019アカデミー生たちに聞く―期間中はどんな日々を過ごしていたの?

――今の率直な感想を聞かせてください。

夏目「早かったな、あっという間だった、という印象です。とにかく毎日、忙しかった!」

世良「最初の一週間は特にキツくて、帰ったらすぐ寝るという感じでした」

--かなりのハードスケジュールだそうですね。

夏目「午前中はオーケストラの練習で、午後はずっとリハーサル。その後も、残って練習する人は練習して、って感じですね」

島貫「でも、オフの日もありましたよ」

世良「2日間くらいね」

--5週間のうち、たった2日間!?

夏目「夜は仲間と外にごはんを食べに行ったりして、そこでたくさんしゃべって気晴らしができた感じです」

--やはり同じ楽器の人同士、仲良くなるんですか?

島貫「同じ楽器の人同士だけではないですよ。いろんな楽器の人と仲良くなりました。オーケストラ以外にも室内楽のコンサートがあるので、そこで仲良くなったりね」

▼普段はフリーのチェロ奏者としてスイスで活動する島貫さん
PMF2019アカデミー生たちに聞く―期間中はどんな日々を過ごしていたの?

--印象的だったことを教えてください。

夏目「期間中、前半はヨーロッパ、後半はアメリカの先生方に教えていただいたんですが、スタイルの違いが興味深かったです。僕は現在チューリッヒの大学で学んでいるので、伝統を重んじるヨーロッパの感覚はなんとなく分かるんですが、アメリカの音楽シーンに触れられたのは良かったと思います」

世良「僕がカルチャーショック並みに驚いたのは、ピアノとかピアニッシモの表現はただ音を小さく鳴らせばいいと思ってたのが、先生から『もっと大きく、攻めてもいいよ』と言われたこと。実際にそうやって演奏した録音を聞き返すと、生き生きとしてるんですよ。ピアノって、音を小さくすることじゃないんだと知れただけでも、来て良かったです」

島貫「世界中から集まった仲間と出会えたことが、やっぱりいちばん印象的でした。私は母が日本人なんですが、初めて日本で演奏できたこともうれしかったし、素敵な観客にも感動しました」

▼「PMFで大きな収穫を得た気がします」と目を輝かせる世良さん
PMF2019アカデミー生たちに聞く―期間中はどんな日々を過ごしていたの?

--では、最後にPMFファンに向けてメッセージを!

夏目「街全体でPMFを応援してくれたり、サポーターの方がいたり、こんな環境は日本では珍しいと思います。そこに参加できたことが幸せだし、これからもずっと続いていってほしいですね」

島貫「クラシックってあまり理解されないこともあるんですが、サポートしてくれるのは本当にうれしい。ピクニックコンサートでは小さな子どもたちも楽しそうで、オープンな雰囲気がとても良かったです」

世良「これからもPMFを楽しみにしていてください!」

▼アカデミー生の中で唯一のテューバ奏者として大活躍だった夏目さん
PMF2019アカデミー生たちに聞く―期間中はどんな日々を過ごしていたの?

PMFアカデミー生たちの生き生きした表情と言葉は、これから世界へと羽ばたいていく力強さも感じさせてくれました。さて、アニバーサリー・イヤーとして大いに盛り上がったPMF2019、その公演の様子を体験できるオンデマンド配信がスタートしました! 高品質な音と映像がなんと無料で楽しめます。(配信期間:12月27日(金)まで)気になる人は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてくださいね。

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