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最近苫小牧で何が起こっているのか

 「苫小牧」。良くも悪くも、最近、全国的ニュースの話題に頻繁に登場するようになっているように感じます。良い話題といえば、なんといっても2004~2006の駒大苫小牧高校野球部の活躍でしょう。3年連続の決勝、2度の優勝、2007年には5年連続甲子園出場。道内も沸きました。しかし悪い事件のほうが目に付きます。

 悪いニュースの代表例といえば、2007年十大ニューストップ入り確実と見られる「ミートホープ事件」でしょうか。苫小牧市入船町にある食肉加工卸会社ですが、牛肉ミンチ偽装事件が明るみに出るとそのニュースは全国を駆け巡りました。ほかの種類の肉を入れたり、水を混ぜただの、血液を混ぜただの、古い商品も平気で販売しただの、社長はしまいには消費者が悪いという始末。とにかく悪行会社。結局7月、自己破産申請となりました。

 2007年7月に釧路を発端に全国各地で見つかった一連の「排ガスデータ改ざん事件」で、窒素酸化物(NOx)排出量が基準値以上を排出していた工場の中に苫小牧の工場も含まれています。王子製紙苫小牧工場そして北海道曹達苫小牧工場。

 2006年5月には、桜井忠苫小牧市長(当時)がいかがわしい行為を受けたスナック経営女性が被害届。市長は辞職し、市長選が行われ、その前市長は6月22日準強制わいせつ容疑で逮捕されました。苫小牧市政トップのとんでもない行為に道内があきれ返りました。

 ひどい事件も苫小牧を舞台に起こっています。2006年12月に女性(21)が子供2人を約1ヶ月間家に放置して外出、三男(1)は死亡し遺体をダンボールに入れてさらに放置、長男(4)は生ごみなどでなんとか自力で食いつないだようですが、母親のその理由が「育てるのがわずらわしくなった」。あきれるばかりです。

 2006年7月以降、苫小牧市内で動物虐待行為が頻発していると胆振支庁が発表。犬や猫や鳩を切断して道路に放置するなどの考えられない行為が見られているといいます。

 苫小牧市内の中学校では7月、女子生徒が女性教諭をカッターナイフで切りつけたうえ、制止した同級生にも怪我を負わせたという事件が発生。女子生徒は逮捕されました。理由は窓枠に腰掛けていたら注意されたから、というささいな理由。

 2007年8月には、長男に100回以上ろうをたらしてやけどさせたとして虐待していた父親が逮捕。言い訳は「しつけのため」。親(大人)が家庭をだめにしている最近の風潮の最たる例。道内で起きるひどい事件で、苫小牧市の発生数が突出しているように感じる今日この頃。苫小牧で何が起こっているのか。

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