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 2010年12月、十勝管内で唯一の市町村境界未画定部分の解消に向けて">道内に市町村境界線未画定はどれくらいある? – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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道内に市町村境界線未画定はどれくらいある?


 2010年12月、十勝管内で唯一の市町村境界未画定部分の解消に向けて協議が進んでいることが明らかになりました(写真は更別村と幕別町の境界付近。向かって左手の先が未画定部分)。ところで、道内には他にも市町村境界線がまだ決まっていない、いわゆる未画定部分が何カ所かあります。それをご存知?

 2010年度中に境界線が画定するのは、十勝管内の土地で唯一"紛争"が続いていた幕別町・更別村間の境界線。約4.8kmに及ぶ両町村境界線南部は、未画定境界線と更別村が主張する境界線とがあり、境界線問題が60年もの間決着しないままでした。

 そもそもの始まりは、1950年代はじめにさかのぼります。更別村が定めていた更別村主張境界線に対し、1951年の北海道の調査により、当時隣接した忠類村が境界線変更を届け出、1953年付で境界線が変更されました。しかし、更別村は忠類村が勝手にやったことだとし、未画定境界線として現在に至っています。

 こうした状況を解決するべく、忠類村と幕別町が合併した2006年を機に、2007年以降境界線画定に向けて協議を開始しています。そして2010年度中に紛争地帯101ヘクタールを分割した提案が可決される見通しになっています。

 新しい画定した境界線は、忠類北10線を境に、北側37ヘクタールを更別村主張ラインに、南側63ヘクタールを現在の境界線に合わせることになっています。


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道内の未画定境界線

 道内に他にも境界未定部分があります。千歳市と恵庭市の間、喜茂別町と京極町の間、浜頓別町と枝幸町の間、紋別市と湧別町と遠軽町の間、苫小牧市、安平町、厚真町、伊達市と壮瞥町の間、釧路町と厚岸町の間があります。

 湖沼だけ境界未定は、然別湖(上士幌町・鹿追町)、風蓮湖(根室市・別海町)があります。また、択捉島、国後島の村は境界未定扱いになります。こうした未定部分もいつか解決する時が来るのでしょうか。

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