ここでは、網走線、網走本線、池北線、そしてふるさと銀河線になるまでの路線のダイヤ、及び列車運行状況の変遷をまとめたものです。時代ごとにおっていきます。前ページでは、網走線、網走本線、池北線の台や運行状況についてまとめましたが、ここではふるさと銀河線についてまとめます。
ふるさと銀河線時代
1970年代からふるさと銀河線までの輸送人員変遷

開業時の所要時間 上り3時間21分 下り3時間14分 廃止時の所要時間 上り3時間01分 下り2時間41分 快速列車所要時間 上り2時間24分 下り2時間20分 ※ちほく高原鉄道サイトより |
開業当時のダイヤは、それまでのJR池北線のものをそのまま使用した感じで、池田~北見直通は5往復、池田~陸別は3往復、置戸~北見は4往復、訓子府~北見が1往復、合計26本です。まだ、快速もないものの、普通列車でも無人駅は通過していたりします。また、帯広駅への乗り入れもまだ行っていませんし、ワンマンでもありませんでした。
初のダイヤ改正を行ったのは同年の8月6日のこと。一気に本数を増やしました。運行本数は39本、ワンマン運行となりました。池田~北見の直通列車は従来どおり5往復ですが、うち1往復は快速ダイヤで、ことごとく通過していくダイヤでした。また、置戸~北見間も8往復に増えたこと、池田~足寄どまりのダイヤが誕生しました。
運賃改正 開業~:5%UP 1995~:22.7%UP 1997~:1.9%UP 2001~:10.1%UP 運行本数 開業~:26本 1989~:39本 1991~:32本 2000~:31本 ダイヤ改正 1989年8月6日 1990年3月10日 1990年9月1日 1991年11月1日 1992年7月1日 1993年3月18日 1995年3月16日 1995年9月4日 1997年3月22日 1998年4月11日 1998年12月8日 2001年7月1日 2002年3月16日 |
同年12月20日にはCTC(列車集中制御装置=Centralized Traffic Control)を置戸~北見間で導入し、1996年には置戸~足寄間、1997年11月1日には全区間でCTCが使用されるようになりました(つまり信号ポイントの手作業ではなく自動化にした)。北見・池田を除く有人駅では、駅員と運転士とのタブレット受け渡し業務を行っていました。
1997年3月には、JR根室本線の特急高速化による接続列車変更をメインにダイヤ改正が行われました。1997年4月、消費税率3%→5%への改正に伴う運賃改正が行われました。2000年のダイヤ改正では、車両削減のため運行本数を31本(上り16本・下り15本)に減らし、この本数は廃止時まで継続されています。
2001年4月1日にはまたも運賃値上げがなされました。今度は1割アップでした。同年の夏、7月30日~8月5日は、「SL銀河号」(JR北海道貸与:C11-171号機)が池田~北見間で運行されました。停車駅はかつての急行列車の停車駅と同様、本別、足寄、本別、置戸、訓子府。
2002年10月13日にもイベント車両として、札幌発網走経由札幌着の臨時特急「銀河オホーツク号」(キハ183系:札幌は12日発1泊2日:JR北海道「網走駅開駅90周年記念企画旧網走本線の旅」)が、ふるさと銀河線路線内をも通って運行されました(北見・陸別・池田に停車)。
同年11月2日以降3日間、松本零士氏がメーテルと哲郎をデザインしたデザインラッピング列車「999イエロー&ホワイト号」を走らせると注目を浴び、12月22日から「スペシャル999号」を第三日曜日に限って運行しました。名称は、一般公募により「999イエロー号」「999ホワイト号」となり、メーテルの黄色い髪がイエロー、白いほうがホワイトになっています。
ほろよいビール列車(開業1周年記念:置戸~北見:1990年)
友情列車「ひまわり号」(1992年9月23日以降毎年)
SL銀河号(2001年7月30日~8月5日)
銀河オホーツク号(2002年10月13日)
十勝飲み食べ放題列車(池田~北見)
松本零士氏デザインラッピング車両999イエロー&ホワイト号(2002年11月2日~4日)
▼企画の数々
1日フリーきっぷ発売(1990年6月2日ほか)
お買物割引きっぷ発売(1991年4月28日)
銀河GOGO往復割引きっぷ発売(1994年3月1日)
レール&ウォーク銀河鉄道999(1997年[平成9]9月9日)
夏休み発見の旅きっぷ発売(2002年7月27日)
ふるさと銀河線まつり開催
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