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ふるさと銀河線とは

編集部
Written by 編集部

ふるさと銀河線とは  「ふるさと銀河線」は「ふるさとぎんがせん」と読む北海道の第1種鉄道事業です。道東の十勝管内池田町を南の起点とし、同じく十勝管内の本別町、足寄町、陸別町と北上。池北峠を越えて網走管内置戸町、訓子府町、そして北の終着駅北見市までの合計7市町を縦貫する総距離140kmの鉄道です。

 ふるさと銀河線運行開始は1989年6月4日。旧国鉄池北線を引き継ぐ形で発足しました。駅の数は全33駅(開業時32駅)。有人駅は沿線各自治体の中心駅7駅のみ。列車交換可能な駅は8駅。南の池田駅はJR根室本線との接続駅です。一方の北の駅、北見駅もJR石北本線との接続駅となっていて、双方JRの特急列車への乗換えが可能です。

 全線単線区間。そして全線非電化区間のため、ディーゼルが使われます。ワンマン列車。1両編成が基本で、3両編成まであります。快速列車は1日1往復、北見~池田~帯広(池田~帯広間はJR線利用)があります。そのほか一部列車は帯広駅まで乗り入れ、逆にJRの車両も早朝に池田~足寄間に乗り入れます。本数は約15往復。

ふるさと銀河線とは  ふるさと銀河線の車両は、白いボディーに、屋根が赤に近いオレンジ色、下部より少し上(正面のライトの高さ)は緑色と青色のラインが描かれています。それぞれ意味があり、緑色(グリーン)は高原鉄道、青色(ブルー)は銀河、オレンジ色はふるさとの温かさのこと。さらにボディーに描かれた小さな7つの星マークは、沿線自治体の数です。

 「ふるさと銀河線」という名称は一般公募で選ばれたものです。「ふるさと」とは、沿線住民が心を一つにし、過去現在未来への願い、及び深い郷土愛がこめられており、鉄道を通じたふるさとづくり、永遠に走り続けてほしいという願いもこめられています。「銀河」には、自然の美しさと澄み切った夜空の星の美しさ、限りなく発展する地域の願いをもこめられています。

ふるさと銀河線とは

 以下、ふるさと銀河線データのまとめです(北海道ちほく高原鉄道株式会社提供)。

路線名称 ふるさと銀河線
運営者 北海道ちほく高原鉄道株式会社
路線開通日 旧国鉄網走線(後に網走本線)時代、1910年9月22日池田~淕別(現在の陸別)間77.4km開業、1911年9月25日淕別(現在の陸別)~野付牛(現在の北見)間62.6km開業、1912年10月5日網走(浜網走)まで全通
開業年月日 1989年6月4日
廃止年月日 2006年4月21日
総距離数 140.0km
駅の数 33駅
有人駅 7駅(池田・本別・足寄・陸別・置戸・訓子府・北見)
交換可能駅 8駅(高島・本別・足寄・上利別・陸別・置戸・訓子府・上常呂)
最長駅間 小利別~置戸(15.9km)
最短駅間 境野~西訓子府、訓子府~穂波(1.8km)
乗員数 ワンマン
車両数 11両(CR70×6両、CR75×3両、CR75-101×1両)
所要時間 85km走行、普通列車上り3:01、下り2:41、快速列車上り2:24、下り2:20
ダイヤ 上り16本、下り15本(15.5往復)
橋梁数 145
トンネル数 0

ふるさと銀河線とは 「北の銀河鉄道~第三セクター経営のゆくえ」
佐藤正之著(日本評論社)
1996年に発行された本で、ふるさと銀河線と運営会社の北海道ちほく高原鉄道の現状と歴史、及び沿線自治体のことがよ~くわかる銀河線ファン必携の一冊。このコーナーを発足させるにあたり参考にさせていただき、大変お世話になりました。
ふるさと銀河線とは 「銀河鉄道999 (劇場版)」
松本零士氏の大ヒット作品を元にした長編劇場版アニメーション。1979年。1981年には完結編『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- 』も公開されている。長距離列車「銀河鉄道999」に乗ってアンドロメダを目指すという内容のお話。

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