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この冬はタンチョウに会いに行こう!釧路・鶴居の観察ポイントまとめ

編集部
Written by 編集部

この冬はタンチョウに会いに行こう!釧路・鶴居の観察ポイントまとめ

 道東の釧路湿原を中心に生息するタンチョウ。その優雅な舞を見よう、撮影しようと、全国から多くの人たちが訪れます。特に冬季は餌付けでたくさんのタンチョウが集まる時期で、気軽にタンチョウを観察できるチャンスですよ。見に行くならどこに行けばいいの?

タンチョウを気軽に見るなら給餌場を狙え!

 道東に生息しているとはいえ、湿原近くを走りまわっていれば必ず見れるというわけではないので、必ず会える場所に行くほうがいいでしょう。冬季間、給餌場には毎日たくさんのタンチョウが集まります。雪原の中響くタンチョウの鳴き声もこの時期ならでは。

 タンチョウが集結する給餌場といえば、そのほとんどが釧路市とその隣町、鶴居村に点在します。中でも鶴居村市街地近くにある「鶴居・伊藤サンクチュアリ」は大人気のスポット。日本野鳥の会がタンチョウ保護を目的に、タンチョウ給餌に尽力した故伊藤良孝さんの協力のもと、全国の募金で1987年11月に設置された施設です。ここでは11月上旬から一日1回デントコーンを給餌しており、12月~2月に、最大で道内の3分の1に相当する300羽のタンチョウが飛来します。

この冬はタンチョウに会いに行こう!釧路・鶴居の観察ポイントまとめ

 鶴居村のもう一つのスポットは「鶴見台」。鶴居村市街地から南に向かう道道53号線ルート上に位置します。こちらも11月から3月までが見頃で、1月前後の、給餌時間である早朝・14:30の一日2回、200羽近いタンチョウが集まってきます。

 釧路市阿寒町の道の駅にある「阿寒国際ツルセンター」併設の「タンチョウ観察センター」では、11月~3月の期間中、200羽近いタンチョウが集結します。ここは人工給餌発祥地として知られています。なお、ここは入場料がかかります。

そのほかのタンチョウスポット

 鶴居村には、他にもタンチョウの撮影ポイントがあります。「音羽橋」はそのひとつ。周囲に何もないところですが、雪裡川にかかる橋は、車道と分かれた歩行者用の橋が用意されており、落ち着いて観察できます。位置は遠いのですが、河畔のタンチョウのねぐらを観察することができます。エゾシカが川を横断する姿を見ることも。ここの魅力は、早朝にけあらしが発生し、幻想的な霧の中タンチョウを撮影できること。

 音羽橋の北側にある「音羽橋周辺を眺める丘」(正式名称なし)も穴場。冬季除雪がなされず通行止めなので基本的にカメラマンしか行きませんが、早朝に河畔のねぐらから飛び立つタンチョウを撮影することができます。

 鶴居・伊藤サンクチュアリの近くにある「菊池牧場」は主に夕方の撮影ポイント。私有地なのでマナーを守って。サンクチュアリからねぐらに帰るルートにあり、夕陽をバックに撮影できます。

 タンチョウを檻の中で見たいなら、あるいは夏季も見たいなら、「釧路市丹頂鶴自然公園」がオススメ。通年でタンチョウを見ることができます。赤ちゃんタンチョウもここなら近くで見ることができます。



タンチョウ観察マナー

特別天然記念物タンチョウ保護のためマナーを守ってください。基本はタンチョウを大切にする姿勢。
・タンチョウに近づかない。
・餌をあげない、ゴミを捨てない。
・大声を出したり、びっくりさせない。
・私有地に立ち入らない。決められた場所以外に立ち入らない。
・エンジンかけっぱなし禁止。
・撮影はフラッシュ禁止。

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