戊辰戦争最後の戦いを再現!箱館五稜郭祭に密着

戊辰戦争最後の戦い(箱館戦争)が行われた地であり、土方歳三が没した地として今なお多くのファンが訪れる函館。毎年5月には、箱館戦争にちなんだお祭り「箱館五稜郭祭」が2日間にわたって行われており、今年も5月19日から20日にかけて開催されました。
そこで今回の「目指せ!函館迷子の達人」は、土方歳三のイケメンぶりや軍服をまとっての白兵戦など見どころたっぷりの「箱館五稜郭祭」の模様をお伝えします。


箱館五稜郭祭は、戦争で没した両軍の将兵の霊を慰める目的で市民によって始められたお祭り。祭りの初日には、戦没者ゆかりの地に祭文を奏上し花束を捧げる「碑前祭」を執り行い、あらためて安らかな眠りを祈ります。



碑前祭に続いて行われるのは、「土方歳三コンテスト全国大会」。全国からエントリーした土方ファンらが自前の衣装に身を包み、迫真の演技で土方歳三最期の場面を熱演します。それぞれに工夫を凝らした演出で演じられる「土方像」は、いずれ劣らぬかっこ良さ!

2日目は、箱館戦争の両軍各隊の軍服をまとった人々が箱館戦争激戦の地に近い中島廉売(れんばい)から五稜郭までの間を行進する「維新パレード」。

開港地らしく各国儀杖隊から始まり、旧幕府脱走軍、明治新政府軍の順に行進していきます。







前日の土方歳三コンテストの優勝者と準優勝者もパレードに参加します。沿道に詰め掛けた観客から大きな声援と拍手を浴びてちょっとうれしそう。

五稜郭の少し手前でパレードは一旦ストップし、両軍が対峙。大砲の撃ち合いを合図に、抜刀した両軍将兵が互いに駆け寄り激しく斬り結びます。


最後には土方歳三も自ら出撃。群がる敵を斬り伏せて奮戦するものの、史実通り銃弾に倒れます。わかってはいても「あー」「かわいそう」などの声が観客から上がるのは、土方歳三を身近に感じている函館ならではの反応かも。パレードはこの後五稜郭まで進み、戊辰戦争終結の様子を再現した「開城セレモニー」で幕を閉じます。

見ているだけで、義に命を懸けた男たちの熱い生き様が伝わってくるような「箱館五稜郭祭」。もっと見たい方は、来年函館へ!