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 セイヨウカラハナソウとも呼ばれるアサ科の多年草「ホップ」。日本で は、類似品種の「カラ">ホップ国内初発見・栽培発祥地 – 北海道ファンマガジン
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ホップ国内初発見・栽培発祥地



 セイヨウカラハナソウとも呼ばれるアサ科の多年草「ホップ」。日本で は、類似品種の「カラハナソウ」がありますが、ホップと呼べるものは、 北海道にしか自生していません。今回はビールに欠かせないホップを紹介。

野生ホップ発見の地・岩内

 実は北海道は国内初の野生ホップ発見の地です。そして、それが国産 ビール生産のきっかけになりました。1871年のこと、開拓使のお雇い外国人 で来道したアメリカの地質鉱物学者トーマス・アンチセルが、地質調査で 訪れた岩内町堀株川流域で偶然野生ホップを発見しました。

札幌ホップ園と上富良野ホップ園

 開拓使は、北海道の気候ではホップ生産・収穫が可能であるという トーマス・アンチセルからの提案で、1877年に札幌に1.8ヘクタールの ホップ園を開設、本格的に栽培をスタートさせました。その後4年後までに 面積を拡大していきました。

 当初は試行錯誤が続きましたが、1876年創業の開拓使麦酒醸造所(現在 のサッポロビール)で生産するビールのホップはすべて道内産ホップを使用 できるほどになりました。

 1886年に札幌ホップ園は現在の白石区に移転しました(5ヘクタール)。 1887年に着任したドイツ人醸造師ポールマンが、札幌で収穫されたホップ を使わない方針に転換したため、ホップの栽培がされなくなりました。 ドイツやオーストリアから輸入しました。

 しかし生産が拡大するにつれて、再びホップ園が開設される必要が生じま した。苗穂ホップ園が開設され、1906年に大日本麦酒株式会社(現在のサッポロビール) が創設されたときには山鼻ホップ園が開設されました。

 その後、道内にホップ畑が広まりました。各地での試作の結果、上富良野 が適しているとの判断により、1925年に大日本麦酒株式会社直営の上富良野 ホップ園が開設されました。以来こんにちに至るまで上富良野に契約栽培農場 があります。そして、現在、道内唯一の商業栽培地は上富良野町です。

札幌ホップ園:北2条~北5条西3丁目・北7条西7丁目~北6条西4丁目
白石ホップ園:上白石村(菊水元町)農園
苗穂ホップ園:札幌市東区北8条東9丁目
山鼻ホップ園:陸上自衛隊札幌駐屯地

ホップ栽培発祥の地・七飯

 一方、七飯町はホップ栽培の発祥地。明治時代初期に西洋から導入した ホップを七飯町の試験農場七重官園で試験栽培しました。ここで尽力した 村橋久成氏は、のちにサッポロビールとなる開拓使麦酒醸造所を札幌で 創業するきっかけを作りました。

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