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根室到着で偉業達成!リンドバーグとは?


 チャールズ・リンドバーグ。その名を聞いたことがある人はそう多くはないかもしれませんが、北海道に関係して、ある偉業を成し遂げた、航空史に名を残す人物です。リンドバーグって誰?彼の偉業とは?

 チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ(Charles Augustus Lindbergh)はアメリカ合衆国ミシガン州生まれの飛行家です。1902年に生まれ1974年に亡くなりましたが、その生涯は飛行そのものでした。

 どんな人かというと、1927年5月にプロペラ機「スピリット・オブ・セントルイス」でニューヨーク~パリ間の大西洋単独無着陸飛行に世界で初めて成功した人なのです。それ以前にもチャレンジ成功した人もいましたが、単独で無着陸に成功したのがリンドバーグ氏が初めてということになります。

 そして、1931年には北太平洋横断飛行に成功しました。この際アン夫人とともに飛行しました。名目は北太平洋航路調査。実はこのルートが、現在も日本からアメリカ東海岸への航路として使われているのです。リンドバーグ氏の偉業といえるでしょう。この北太平洋航路調査で北太平洋横断に初めて成功した際に、北海道にも寄っているのです。

 スタート地点はアメリカ合衆国ニューヨーク。そこから「ロッキード・シリウス号」(翼幅13m、全長8.3m)に乗りカナダ、アラスカ、日本、中華民国まで飛行するルートでした。アメリカを発ったのが7月下旬でした。シリウス号は8月24日の朝8時頃に根室市根室港に着水する形で降り立ちました。

 ちなみに予定では23日の夕方に到着する予定でしたが、濃霧のため一時音信不通・行方不明になり国後島に不時着、現地住民の家で一泊しています。無線局の交信が途絶えた時間は14時間とされています。しかし翌日朝に無事根室に到着しました。

 当時は世界中が注目していたため、報道陣だけでなく多くの人たちが駆け付け、翌日の北海タイムスでは1面トップで報じられました。根室には2日間滞在し、花咲小学校での歓迎式に出席し、二美喜旅館に宿泊、落石無線局も訪れました。

 その後26日朝8時すぎに根室を出発し、茨城県霞ヶ浦へ。その後大阪、福岡を経由しました。現代の北太平洋航路のルートを開拓したリンドバーグ氏。2011年、それから80年を迎えました。彼の名前は、根室という地名とともに航空史に残されています。

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