旅する

長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

【室蘭市】室蘭市といえば新日鉄住金などの製鉄工場やカレーラーメンや室蘭やきとりといった旨い食べ物などが有名ですが、実は文学が盛んな街でもあることをご存じでしたか? 八木義徳、三浦清宏、長島有といった3人の芥川賞作家を輩出している室蘭市。今回はそんな「文学の街」の拠点でもある「港の文学館」を取材させていただきました。

▼館内の様子
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

芥川賞作家、長嶋有氏の特別展が開催中

今回、館内を案内してくださったのは、室蘭文学館の会 会長の横田挺一氏。 2014年4月27日(日曜日)から2014年10月25日(土曜日)まで開催中の「長嶋有特別展」で展示されている作品などを詳しくご紹介してくださいました。

▼案内してくれた横田さん
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

▼長嶋有
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

「長嶋有特別展」は、長嶋氏の小説の世界を、著名な漫画家らによる原画とともに、多くの方に知っていただく為に開催されたのがこの特別展の趣旨。 館内を案内していただいた横田氏から、1階フロアにある略歴を展示する際、長嶋氏と交わした興味深い会話の内容や、「来館された方のなかで、長嶋さんのことを女性だと思っていた方がいてね、ここを訪れて初めて男性だと知った方もいるんですよ」など、普段わたしたちでは知ることのできないエピソードも教えていただきました。

2階の特設コーナーでは、芥川賞を受賞した作品「猛スピードで母は」、第1回大江健三郎賞受賞作品「夕子ちゃんの近道」などの原画をここで見ることができます。 その他にも、小学校時代の学級だよりや作文なども展示。これらには長嶋氏のコメントが入っているので、長嶋ファンにとってはたまらない内容です。

▼「猛スピードで母は」「夕子ちゃんの近道」
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

なかでも面白い試みが1回100円で回せる「長嶋ガチャ」。おもちゃ売り場などでよくみかけるこの「ガチャガチャ」の中には、長嶋作品に登場するキャラクターの缶バッチが入っています。 試しにわたしも回してみた結果、フジモトマサル『エロマンガ島の三人(文庫版)』の缶バッチをゲット!

▼長嶋ガチャにチャレンジ!
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

室蘭にゆかりのある作家たち

1階の展示スペースには、芥川賞作家・八木義德氏のコーナーや、室蘭にゆかりのある作家たちの作品なども展示されています。 別のコーナーでは、市民文学の作品を展示しているスペースがあり、来館者に「室蘭=文学の街」を強く印象づけます。 また、展示されている作品は小説ばかりではありません。漫画家の曽根富美子氏やいがらしゆみこ氏などの作品も展示されているので、ファンの方には来館してみてはいかがでしょうか。

▼市民文学コーナー
長嶋ガチャも楽しい!「港の文学館」で室蘭ゆかりの文学に触れよう!

館内は落ち着いた雰囲気で、ここでは時間がゆっくりと流れていきます。 2階にはのんびりくつろげるカフェもあるので、静かな館内で美味しいコーヒーをいただきながら、躍動感あふれる室蘭の文学に触れてみるのもいいのでは?

港の文学館
住所:室蘭市海岸町1-1-9 [地図]
※2013年11月に現在地に移転・リニューアルしました。
入館料:無料
開館時間:10:00から17:00まで
土曜日、日曜日、祝日開館。月曜日閉館(連休後はお問い合わせください)

AirBookmark

筆者について

ぽっちゃり~な・森

ぽっちゃり~な・森

1976年室蘭産まれ、室蘭育ち。年間60万文字、年間3万枚の撮影をこなす、北海道をこよなく愛するどさんこトラベルフォトライター。小説家、ライトノベル作家・森下朱月としてはこれまで7冊の著書を発売、シリーズ作品を連載中(2014年7月現在)。「ぽっちゃり~な・森の胆振探検隊」では、主に室蘭市、近郊の情報をお届けします。