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 今回のインタビューは、知床出身ボーカルcuk">laufen(ラウフェン)にインタビュー – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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laufen(ラウフェン)にインタビュー

編集部
Written by 編集部

 今回のインタビューは、知床出身ボーカルcukaさんと、ギター克さんによるバンドプロジェクト「laufen(ラウフェン)」。全国ネットのテレビやフランスで紹介されたり、北海道の雄大な自然を感じさせる新曲「幻想花」がAIR DO機内放送で使用されたりと、いま注目のミュージシャンです。結成の経緯や、laufenの音楽などについてお聞きしました。(収録日:2011年3月8日)

― お二人が音楽を始めたきっかけについて教えてください。小さいころからミュージシャンを目指していたのでしょうか。

(克) 兄の影響でゲーム音楽を聴き始めたのが、音楽に興味を持ったきっかけですね。小学生の頃クラスで合唱をやっていたのですが、コンクールに出て賞をもらった時は、本当に嬉しかったです。ギターを始めたのは高校のときで、これもまた兄の影響でした。当時はヘヴィメタルやハードロックが好きで、速弾きに憧れていました。その頃からもうプロになりたいと思っていましたね。今思えば若かったなと(笑)

(cuka) 小さい頃は1人で過ごすことが多くて、絵を描いたりゲームをしたり、音楽に関して言えばエレクトーンをやっていて、歌うのも好きでした。よく犬の散歩のとき、海岸に行って歌ってましたね。好きなことはいろいろありましたが、最終的に歌うことだけが残って、バンドをやりたいと思うようになりました。でも、田舎なのでメンバーがなかなか見つからず、中学卒業と同時に親元を離れて高校に行きました。ようやくメンバーが見つかったのは高校3年の時で、その時はまだ趣味のような感じでやっていましたね。

― laufenはどのようにして生まれたのでしょうか。結成のいきさつについて教えてください。

laufen(ラウフェン)にインタビュー (cuka) 札幌に来てからもバンド活動をしていましたが、自分の知らない所でいきなりバンドが解散する事が多くて、それなら私が中心となってバンドを作ろうと思って改名前の「raufen」を2002年に結成しました。当時はボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人編成バンドだったのですが、メンバーの入れ替わりの過程で、2004年にドラムとほぼ同時に加入したのが、ギターの克さんでした。

(克) そのドラムとは元々知り合いだったのですが、1年くらい連絡を取っていなかったんですよ。僕も丁度バンドを探していて、楽器屋のメンバー募集の紙で実はraufenのことは知っていたんです。ライブも一度見たことがあって。紙に書いてあったアドレスに一度メールもしたのですが、丁度cukaがアドレスを変更していたらしく、英語のメールが戻って来ました(笑)その数日後ドラムから突然連絡が来て「今ギター探してるんだよねー」ということだったので、「何てバンド?」と聴くと、それがraufenだったのです。

(cuka) 活動していくにつれて、多くの人に聴いてもらえる機会が増えていったのが嬉しくて、さらにいろいろ人に聴いてもらいたいと思うようになりました。2009年に1stアルバム「シンデリア」をリリースした頃から、さらにその気持ちが強くなりました。

(克) 2010年8月にバンド名を「raufen」から「laufen」にしました。結成時の「raufen」はドイツ語の「走る」から付けたと聞いたのですが、加入してから辞書で調べてみると「raufen」とは「けんかする」という意味で載ってたんですよ。走るとはどこにも書いて無くて、全然違うじゃないかと(笑)。「laufen」だと「走る」だったんですね。某ファーストフード店が2002年のワールドカップ開催に合わせて作ったミニ辞典を見て決めたらしいのですが、それがそもそも間違っていたというオチでした。意味が意味だったのでいつか変更したいと思っていて、2010年に通常のバンドからバンドプロジェクトとしての活動に変更するのに合わせてようやく変えることができました。

― 曲はどのように作っているのでしょうか。

(cuka) 作詞作曲は私が主に担当しています。知床に住んでいた時の思い出だったり、今思っていること、人に言ってあげたいことなど、曲毎に自由なテーマで書いています。

(克) cukaから曲をもらったら、僕が方向性を決めてアレンジをしています。その後はスタジオに入ってバンドでセッションを重ねていく場合もあれば、ひたすら一人で作業をしていく場合もあります。最終的にレコーディングの段階でアレンジが固まることが多いですね最近は。

12:00AM


金魚

― 皆さんにぜひ聴いてほしい曲や、お気に入りの曲がありましたら教えてください。

(cuka)たくさんありますが「淡色」ですね。別れの曲で、特に悲しかった時の歌です。 いろんな意味で思い入れがあって……一言では言えない感じですが、特に女の子には共感してもらえる曲だと思います(笑)PV撮影にも色々な人が関わってくださって。自分が思い描いていたドレスを作ってもらったり、沢山の花びらを使って撮影したのも印象的でした。

(克) 「トレイン」です。この曲は外部のミュージシャンも参加していないので、全部一人でオケを作ったんですよ。締切まで本当に時間が無くて泣きそうな状態だったのですが、神経を極限まで研ぎ澄ましてなんとか完成させることができました。歌詞も好きですね。

― 思い出深いステージを教えてください。

(cuka) 2010年のワンマンライブもそうですが、2011年2月に知床で開催されたオーロラファンタジーで歌ったことですね。まさか故郷のイベントで歌えるとは思っていなかったので、夢が一つかないました。

(克) 同じくオーロラファンタジーでのステージです。イベントの為に街の明かりはほとんど消えていて、星空がとても綺麗でした。その日は流氷が海にびっしり張り詰めていたので、氷に音が吸収されて会場もすごい静寂に包まれていました。演奏が始まると音がオロンコ岩という巨大な岩から反射して聴こえてきて、目の前には1000人以上のお客さんもいて……とにかく最高の雰囲気の中演奏ができて思わず泣きそうになりましたね。ライブ終了後に、その日の為に作ったCDがものすごいたくさんの人たちに買っていただけたのも嬉しかったです。

― laufenとして活動していて良かったと思うときとはどんなときですか?

(克) バンドプロジェクトという形態になってから、様々な面で自由になりました。メンバーが多いと意思決定にも時間がかかるのですが、二人だとそれが早くなります。制作やライブに関わるミュージシャンも固定されていないので、様々なミュージシャンのアイデアが入ってきてサウンド面の広がりも出ました。ただ、自由であるということには責任も伴うと思うので、それまで以上に自分達をしっかりさせることも意識していますね。例えるなら、laufenという巨大な太い木の幹があって、そこから枝がたくさん広がっていくイメージです。

(cuka) 色々な地域でライブを通して出会えた人が沢山いて、twitter、mixi、ブログなど、ネットの世界でもlaufenの音楽を通じて色々な人との繋がりを感じたり、バンドで嬉しい事があると、沢山の人が一緒に喜んでくれたり……。昨年末に行った初のワンマンライブでも、こんなに沢山の人に自分達は支えられているんだと改めて実感しました。

(克) laufenは一応2人でやってますが、制作やライブに参加してくれるミュージシャン、運営を手伝ってくれるスタッフ、関係者の方々、そしてファンの方々も含めて「laufenプロジェクト」みたいな感じもあると思いますね。

― 今後の目標や夢は何ですか?

(cuka) 今まで行ったことのない場所に行って、今まで会ったことのない人に会って、人との輪が広がっていければと思います。あとは、出身地として、知床をもっと盛り上げたいです。それが北海道を盛り上げることにも繋がると思うので。

(克) 1つ目は、東京ドームでライブをしたい。2つ目は、海外での活動もしたい。3つ目は、ガラナをもっと普及させたい。夢は大きく!ですね(笑)そして音楽的にももっと高みを目指していきたいです。

― 最後に読者の皆様に一言ずつお願いします!

(cuka) 2011年も、バンドプロジェクトとして色々な事にチャレンジして、成長できればと思っています。新しいlaufenを見せたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!

(克) laufenとしての活動はまだ半年程になります。これからさらに面白いことをやっていきたいと思うので、楽しみにしていてください。(そして、ガラナを飲みましょう!)

laufen(ラウフェン)にインタビュー

laufenのプロフィール

2002年、ボーカルcukaが中心となり「raufen」を結成。メンバーチェンジを経て2004年にギター克が加入。2006年にTV朝日「THE STREET FIGHTERS」にて知床合宿ドキュメンタリーが放送され、全国からCDの注文が殺到する。2009年「オトキタ09」に参加、2010年にはドイツ語で「走る」を意味する「laufen」に名称を変更。2011年には、フランスのサイトにインタビュー記事が掲載されたほか、AIR DO機内放送やテレビ朝日「SmaSTATION!!」で楽曲がBGMに採用された。公式サイトmyspacefacebook

cuka(くか) twitter
ボーカル・作詞作曲担当。知床出身 血液型O型。特技は速読。好きな音楽は荒井由美。
Q.克さんはどんな人?→意外と細かく、まめ(笑)laufenの音世界を作ってくれる人。

克(かつ) twitter
ギター担当。札幌市出身、在住。血液型A型。特技は寝ること、趣味はレコーディング機材や民族楽器の収集。好きな音楽は井上陽水やsleepy.abなど。
Q.cukaさんはどんな人?→laufenの心臓部分。メロディメーカー。後世に残る曲を作ってくれると確信している。

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