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 今回のインタビューは、東京を中心に">寺地美穂さん(サックス奏者) – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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寺地美穂さん(サックス奏者)

編集部
Written by 編集部

 今回のインタビューは、東京を中心に活動する札幌出身のサックス奏者・寺地美穂さん。サックスを始めたきっかけや、ジャズとの出会い、オリジナル曲についてお聞きいたしました。(収録日:2011年7月3日付)

― サックス奏者として活躍されていますが、小さいころから音楽の道に進もうと考えていたのですか?

小さい頃はおてんばな少女で、外で遊んで怪我したりと活発な子でした。音楽一家と言うわけでもなく、埼玉に住んでいた小学1年の時に、友達がピアノを習っていたので教室にくっついていって、姉と一緒にピアノを習い始めたのが最初でしたね。小学4年でまた札幌に戻ってきて、中学1年までピアノを習いました。でも、発表会は人前で緊張してしまうので、ピアニストになろうとは思ってなくて。スポーツもやってて、ソフトテニスを始めたり、美術も好きだったり、カラオケで友達と歌うのは好きでした。


― サックスに出会ったいきさつを教えてください。

高校に入ってソフトテニスを続けようと思ったのですが、吹奏楽部を見学したときに雰囲気がいいなと思って入部しました。なんでサックスを選んだのかというと、どうせやるなら花形楽器をやりたいという単純な理由からでした。最初、先輩から余ったサックスがあるからこれを吹いてみてと言われて始めました。私はとことんやってみたくなるタイプなので、休まず練習しましたね。サックスは一生続けていける楽器かもとこの時思いました。人によって音色が違うし、神秘的に感じたこと、奥が深くてやるほど日々いろんな発見があった、というのが理由ですね。ちなみに、今はテナーやソプラノサックスも吹きますし、バリトンサックスは高校で吹いていましたが、中でもアルトサックスが一番好きです。高校の時に初めて、自分で貯めたお金でYAMAHAのアルトサックス(YAS62-Silver)を買いました。


― 大学時代をアメリカで過ごそうと思ったのはどうしてですか?

大学はニューヨーク州立大学に留学したのですが、人とは違うことをやりたい、アメリカで暮らしてみたいという憧れ、音楽にかかわる仕事がしたい、心理学も学びたいと思って、当時日本ではあまり知られていなかったミュージックセラピー(音楽療法)を学ぶことにしました。ただ、医療のほうの勉強もするので、やりたいことと違うなと感じ、学科をジャズ学科に変更して音楽を突き詰めることにしました。


― なぜジャズだったのですか?

ジャズに出会ったのはニューヨークで留学していたときだったのですが、アメリカだと生でサックスの演奏を見る機会が多くて、バーとかで身近で見て衝撃を受け、こういう世界があるんだ、私もこういうところでやってみたいと思ったのがプロになるきっかけでしたね。大学生活を終えて札幌に戻ってきてからも、一年ほどジャズクラブやホテルのラウンジで演奏させてもらいました。聞いてくれる人が楽しかったと言ってくれて嬉しかったですし、これが私を次へつなげてくれたと思っています。


寺地美穂さん(サックス奏者) ― その後東京に行かれたのはどうしてですか?また、東京での活動について教えてください。

札幌では東京に比べてジャズミュージシャンの人口が少ないのが現状です。知り合ったことがない人と知り合いたい、刺激をもっと欲しいと思っていて、悩むくらいなら東京に行ってしまおうと。現在も東京を中心にライブ活動を行っています。でも地元札幌は大切にしたいと思っているので、3カ月に1度くらいは帰ってきて札幌でライブをしています。また、東京・大久保の石森管楽器という管楽器の販売・修理専門店で、趣味でやってみたい人とか、ブランクがある人など初心者・中級者向けにサックス講師としても活動しています。


― 演奏される曲はオリジナル曲ということですが、これはオススメ!という曲を教えてください。

2010年にサッポロシティジャズから発売されたコンピレーションアルバム "V.A/Driving Jazz Hokkaido Second Impression LAKE" に入っている曲がオススメです。1つは「Under the Sun」。洞爺湖をテーマに書いた曲で、キラキラ太陽が湖面を照らしているイメージですね。2つ目は「Beyond the Rainbow」。湖にドライブに行く疾走感ある曲です。また、初期の作品ですが「Inner Passin」という曲があります。お客さんにアンケートを取って「内側から情熱があふれ出てくる感じの曲ですね」とコメントをいただき、無題だった曲にタイトルをつけたものです。「Fate」はバラード曲です。アメリカ留学中に亡くした父を想った曲です。私はチャレンジ精神旺盛な父の影響をかなり受けて育ちました。新曲では「After the Rain」という雨あがりの気持ちを表現した曲もあります。オリジナルは所謂トラディショナルなジャズより、ポップだったりファンキーなものが多いです。


― これまでのライブ活動で、思い出深いステージを教えてください。

2011年6月11日に東京・原宿でワンマンライブをしました。今までのライブの中でも本当にやりたいことが形になってきたのが実感できましたし、お客さんの反応もよくて、最高のライブになりました。ステージで感極まってしまったくらいで、昔から応援してくれてた友達も私の成長した姿を見て 泣いたよ~ って言ってくれました。達成感のあるライブでしたね。


― 目標や夢は何ですか?また、皆様に一言メッセージをお願いします!

いずれ日本を代表するプレーヤーになりたいとは思いますけど、まずはその時その時の演奏を大切にするのが大事なことだと思っています。ライブではお客さんが今日来てよかった、最高のひと時だった、と思ってもらえるようにと、自分にプレッシャーをかけて流れなどをいろいろ考えています。今は東京中心ですが、いろんな刺激を札幌に持って帰ってきて皆さんに伝えられたらいいなと思っています。皆さんに何かお返しできたらうれしいので、是非ライブで生の音楽を体感しにきて欲しいです。

[MOVIE] Miho Terachi Live in Tokyo (2nd set) 6.11

[ライブ情報] "fairytale" with IIDA Masaharu
寺地美穂(as)と齊藤桃子(pf)のユニットに、スペシャルメンバー飯田雅春さんを加えての初めてのコラボレーションライブ!
メンバー:寺地美穂(as,vo) 齊藤桃子(pf) 飯田雅春(bs)

2011/8/23(火) 19:30開場 20:00開演
予約2000円(当日2500円)別途飲物代500円必要

「くう」 tel.011-616-7713 http://sapporo-coo.com/
札幌市中央区南1西20(南大通沿い北向き)LOGビルB1
(地下鉄「西18丁目」駅、出口1より徒歩2分)不定休

寺地美穂さんのプロフィール

寺地美穂さん(サックス奏者) てらちみほ。1984年9月1日生まれ、おとめ座B型。札幌市出身、東京都在住。サックス奏者・講師。小学1年の時にクラシックピアノを始め、高校生の時サックスに出会い吹奏楽に入部、アメリカの大学に留学しジャズに出会う。その後日本に戻り、東京や札幌等でライブ活動を行うほか、東京・大久保の石森管楽器でサックス講師としても活動している。趣味はカフェ巡り、お風呂でくつろぐこと。

公式サイト
楽曲視聴ページ(MySpace)


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