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百香さんにインタビュー

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百香さんにインタビュー

今回のインタビューは、北海道や関東を中心に、歌うヴァイオリニスト&シンガーソングライターとして活躍している百香さんです。ヴァイオリンを奏で、歌も歌うという現在のスタイルに至った経緯や活動内容についてお聞きしました。(収録日:2010年11月20日付)

― ヴァイオリンと歌というあまりないスタイルで歌っておられます。歌手活動を始めた時からこのようなスタイルなのでしょうか。
 大学2年生の時に活動を始めましたが、その時から歌とヴァイオリンというスタイルで、活動を始めました。高校生の時の学校祭で、友達とグループを組んだりして歌って踊っていたのですが、3年生の時にトーナメントで、優勝しました。言葉とともに自分の体の中から表現ができる歌が、ヴァイオリン同様にすごく好きになりました。
 ずっと勉強していたヴァイオリンで音大に進学して、ヴァイオリニストとしてレコーディングに参加させて頂く機会等もあり、今までよりも広く深く音楽と関わる中で、だんだん自分の音楽は、ヴァイオリンと歌、両方で表現していきたいと思うようになりました。ヴァイオリンも歌もどちらも自分の表現手段として欠かせないものです。

(動画) 伝えたい想い (2010/7/7)


― 小さいころから歌手になろうという夢があったんでしょうか?
 小さい頃「日本一になりたい」と思っていました。小学生の時、ヴァイオリンのコンクールで賞をいただいて取材を受けたのですが、新聞記事の見出しに「日本一になりたい」と書いてあります。 小さい頃、習っていたダンスやヴァイオリンの発表会や演奏会で、小さい体いっぱい使って表現をして、人に聴いていただいて、そして喜んでいただけるとすごく嬉しかったです。だから漠然と、いつもステージに立って表現をしていたいと思っていました。
 私はおしゃべりな子ではなくて、自分の気持ちや思いを言葉で伝えるのが苦手だったのですが、ステージでは、自分を思いきり、思うように表現できました。今は、オンリーワンのアーティストになりたいです。

― ヴァイオリンは小さいころから習っていたんですね?
 ヴァイオリンは6歳から始めました。元々弟が習っているのをみて、自分もやりたい!と親にお願いして始めました。3歳からピアノをやっていたのですが、ヴァイオリンがとても楽しくて、すっかり一筋になってしまいました。

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― これまで、どのような歌を作ってこられましたか。
 白鳥大橋の恋人たちの伝説をテーマにした「White Wing story」、オホーツクの四季の美しさをテーマに、かけがえのない自然や、そばにいてくれる人、大切なものを見失わず強く生きて欲しいというメッセージを歌詞に込めた「あなたへ」、それから、ショパンのノクターンに歌詞をつけた曲もあります。
 最近は森をイメージした「La Foret」、天塩川をイメージした「River」を作曲しました。この二つはヴァイオリン演奏とハミングだけで表現しています。その他にも、オリジナル曲がいくつかありますが、友達と恋バナをしていて出来た歌詞もあります。

(動画) la foret (ヴァイオリン演奏とハミングの曲 2010/7/7)


― 皆さんにお勧めの、聞いてほしい曲はありますか?
 どの曲も思い入れがあります。そのときの私の心や思いが歌詞に現れているし、それぞれ伝えたい思いが違います。曲を通した出会いもあります。今みんなに聞いて頂きたい曲は「伝えたい想い」、天塩川をイメージした「River」かな。これからレコーディングしようと思っている曲です。

― CDもリリースしてこられたようですね。詳しく教えていただけますか?
 2005年にデビューアルバム「fragrance」をリリースしました。その後白鳥大橋イメージソング「white wing story」、オホーツクのイメージソング「あなたへ」を発売し、現在新曲をレコーディング予定です。

― 北海道・関東を中心に活動中ということですが、これまでにどこに行かれましたか?
 南は沖縄、北はウトロの森で演奏しました。沖縄では地元のラジオに出演させていただきました。大阪、三重、兵庫などでもコンサートしました。屋外で雪と風が吹く白鳥大橋の目の前でとか、流氷の目の前でとか、寒さの中でコンサートすることもたくさんあります。病院などでのコンサートもあります。それから、東京で行われる北海道のイベントなどにもよく出演しています。

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― 演奏活動をしていて、思い出深いエピソードがあれば教えてください。
 昨年のライブで、お客様が「71年間で一番いい誕生日だったわ」と満面の笑みで言ってくれたのが忘れられません。偶然にもライブ当日が71歳の誕生日という方が来てくれていて、本番中に誕生日だと知って、ライブの途中で「HAPPY BIRTHDAY」を歌って演奏したんです。すごく喜んで、帰りにぎゅっと手を握ってくれて、「この方の為に歌えてよかった」と思いました。
 それと、国際交流の場で演奏したとき、音楽は国境を越えると実感しました。最初は、それぞれ違う人種が集っているので、お互い少し緊張して、何かしらの壁がありました。それが、わたしのコンサートを聴いてくださった後、ふっとその場の壁が取り払われた気がしました。涙を流したり、歓声を上げて聴いてくださって、それぞれの閉ざされていた感情が表に現れて、それぞれが心のままのいい笑顔になったんです。その国際交流の最後に、ずっとシャイな感じだった男性が「歌いたい」と言いだして、みんなで「Amazing Grace」を歌いました。国境を越えて一つになった瞬間でした。

― 今後の夢や目標があれば教えてください。
 具体的な目標はカーネギーホールでコンサートをすることですが、夢は、音楽を通して世界の人々に夢や希望を届けること。音楽には、心を揺さぶったり、心を動かす力があります。人と人を繋ぐこともできます。世界の人々に聴いていただきたいし、たった一人のためにでも、聞いてくれる人のために、幸せな音楽を演奏していきたいです。

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百香(ももか)さんのプロフィール

1985年11月14日生まれ、室蘭市・札幌市出身、現在は東京都世田谷区在住。B型。ヴァイオリニスタ(ヴァイオリニスト、シンガーソングライター)。趣味はマラソン、茶道、特技はダンス。東京音楽大学ヴァイオリン専攻を卒業。
2005年にデビューアルバム「fragrance」をリリース、白鳥大橋イメージソング「white wing story」、オホーツクのイメージソング「あなたへ」、森のイメージソング「La Foret」を発表。各地でのコンサート活動の他、ディナーショー、ホテル、レストランでのコンサート、ラジオ等に出演。オホーツクや森の環境をテーマにしたイベントにも参加している。公式サイト、公式ブログYoutubeチャンネルも参照。

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