青いパンって美味しいの?北欧「ブルーハワイ食パン」を食べてみた!

【札幌市】筆者はパンが好きなのでちょこちょことパン屋さんに行っていろいろとパンを買ったりしている。ある時入ったお店で見つけた青い色の食パン。
興味をそそられる反面、「青色って~」「奇をてらってるだけで味の方は大丈夫かな~」なんて気持ちもちらりほらり。
好奇心旺盛の筆者、もちろん興味の方が勝つわけで……とにかくこの青い色の食パンについて取材してきた。

ブルーハワイ食パンは北欧から

ブルーハワイ食パンを見つけたのは札幌にある北欧の店舗。北欧は札幌市西区に本社を置くパン企業だ。
筆者は少し前まで大阪に住んでいた。その大阪にも北欧のパン屋さんがあり、好きでよく食べていたから、こちらに引っ越してくるまで北欧が北海道の企業だなんてまったく知らなかった。北欧さんゴメンナサイ。

さっそく北欧に連絡してブルーハワイ食パンを取材させていただくことに。
札幌の店舗ならどこでもOK……ということだったが、せっかくこちらに本店があるのだから、ということで本店にお邪魔した。北欧館本店は、北5条手稲通沿い、琴似発寒川の東側、地下鉄琴似駅から約1kmで、歩いて20分弱の位置にある。

▼ここが北欧館本店。北欧館パン博物館や北ヨーロッパ風バイキングが楽しめるスカンジナビアレストラン(土日・祝のみ営業)もある

▼琴似発寒川の西側より撮影。店舗、博物館、レストラン、本社、工場……があるため建物はかなり大きい

大人気!ブルーハワイ食パン

さっそく担当の方にブルーハワイ食パンについてお聞きした。
ブルーハワイ食パンは昨年(2013年)の夏から販売をはじめ、7月から9月初旬まで限定で発売されている。このパンの考案者が夏限定の商品を作りたいということで企画したのだが、「食欲減退色である青色を使った食品なんてあり得ない」ということで12年間ボツを出され続けてきたとのこと。

しかし昨年(2013年)、ボツ商品を取り上げるテレビの企画でこのブルーハワイ食パンが放映され、それにより問い合わせが多くて商品が製品化することになったのだそうだ。
実際に販売してみるとかなり好評で、小さなお子様からお年寄りまで幅広く人気が出ているパンだとのこと。いったい何を原料に作っているのですか……と聞いてみたところ「企業秘密」とのこと。残念。

▼ブルーハワイ食パンのコーナー

▼ブルーハワイ食パンは3枚を1つにパックして販売されている。値段は198円だ

甘くてふわふわ、おいしいパン

さっそくブルーハワイ食パンを食べてみた。
まずは焼かずに食べてみたのだが、ふわっふわで甘い。なにも付けなくてもおいしく食べられるパンである。

次にトースターで焼いてみた。焼いている最中にぷーんと甘い香りがなんともおいしそうな感じ。甘いものが好きなものにとってはたまらない香りである。
焼いても柔らかさはきちんと残っている。そして焼いた方がちょっと甘さが増す感じ。こちらも何も塗らなくても十分に美味しいパンだ。

これは食べなきゃわからないなぁ。食欲減退色の青だけど……見た目だけで判断したらダメっていうパンである。

「青い空、青い海、南国のイメージで南国系フルーツの甘さの食パンに焼きあげました。北欧でしか味わえない夏パンを是非ご賞味ください!」とのこと。9月初旬まであと少し、この夏の思い出に(大げさだけど)ぜひ食べていただきたいパンである。
販売しているところも札幌と岩見沢の北欧店舗のみなので、買いたい人は要注意だ。

HOKUO 北欧館・本店
所在地:札幌市西区山の手6条1丁目3-30 [地図]
TEL:011-615-6156
営業時間:平日8:00~14:00、土日祝:7:30~18:00

▼映像:柚瀬なつが食べてみた


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