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和菓子のアウトレットが密かに人気だったダイワ製菓が破産

和菓子のアウトレットが密かに人気だったダイワ製菓が破産

岩見沢市のダイワ製菓株式会社。岩見沢市を代表する製菓会社の一つだ。そのダイワ製菓が2012年9月7日、札幌地方裁判所岩見沢支部で破産手続きが開始された。これに伴い、同市志文町にある工場・直営店、および市街地のショップ「焼き菓子工房 カゼ・ハナ・ソラ」が8月をもって閉店している。

「カゼ・ハナ・ソラ」と言えば、焼き菓子やロールケーキ、玉ねぎ産地の岩見沢土産として人気だった「たまねぎパイ」といった洋菓子を中心に販売していた。一方、直売所と言える本社工場の直営店では、手狭であるもののアウトレットの和菓子商品を扱っており、知る人ぞ知るお得な和菓子店として知られていた。

ダイワ製菓工場の店舗では、大福、饅頭といった和菓子やスイートポテトの規格外品、過剰生産のものや返品商品を陳列しており、正規価格よりも大幅に安く販売していた。例えば、サイズが大きく柔らかな「大きな大福」は150円であるが、これを100円で販売する。中には半額商品もあり、味は同じものなのでかなりお得感があることは間違いなかった。また、時折、詰め放題をメインとする和菓子まつりなどのイベントを開催していた。

美味しい和菓子をお手頃価格で購入できたとして、中高年の市民が訪れていたダイワ製菓だが、残念ながら2012年に突然の閉店、約40年の歴史に幕を下ろすことになった。なお、岩見沢市には他に、有名な天狗まんじゅう本舗、菓子処一久庵、金作屋菓子といった和菓子店があるが、岩見沢から一つ、和菓子製造会社が消えたことになる。

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