フタが閉まらない「からあげ弁当」にびっくり!真駒内で愛される大洋

【札幌市】一押しは、フタが閉まらない「からあげ弁当」―。南区真駒内には、そんなお弁当屋さん「大洋」があり、地元で支持されています。ボリューム満点な名物弁当とは?

大泉洋さんのサイン色紙も!退屈させない店内

お店は待ちスペースがあるかないかという程度で手狭。掲げられたメニュー表には、手作りお弁当がずらり。弁当を筆頭に、丼、カレー、寿司など、その数は40種類以上を取りそろえています。お弁当は、のり弁当に始まり、メンチカツ、イカリング、ハンバーグ、生姜焼き、ジンギスカン、焼肉、とんかつ、からあげ、上カルビ、えびフライなど、とにかく種類が豊富。


見上げれば、親交があるというあの大泉洋さんのサイン色紙も。その中で名物なのが「大洋さんへ、口は悪いが味はいい!―大泉洋 (※注:彼ほどではありません―店主)」(1999年)という色紙。「色紙はないのか!!」という黄色い紙は90度横向きに貼られていて、「どうしてもお読みになりたい方は首を20度左に傾けてください」と但し書きが。大洋を守る会会長の色紙、「いらいらしないでお待ちください」といった大小様々な貼り紙が所狭しと貼られており、どれも面白いため、待ち時間をあっという間に感じさせるのはさすがといったところ。ご主人の人柄がにじみ出ています。

フタが閉まらないのはデフォルト。サービス満点のからあげ弁当

同店の人気No1弁当が「からあげ弁当」(590円)。からあげがメインで、漬物、パスタサラダ、キャベツが敷かれています。特にびっくりするのはからあげの数!10個ほどのからあげがどん!この値段では驚くほどの量が入っています。このボリューム感こそが、片側のフタが閉まらない理由なのですが、なんとこれでデフォルトです。輪ゴムで無理矢理フタを抑えている状態です。


からあげはちょっぴりニンニク感じる柔らかい肉。あっさりしているので食べやすい!素直にとてもおいしいのですが、それでも10個のからあげとなると、さすがに終盤に近づくときつくなってきます。バランス的にご飯が足りないと感じてしまうのも、大洋のサービス満点「からあげ弁当」ならではの体験です。

なお、通常版のほか、からあげが20個ほど入ったさらにボリューミーな「特製からあげ弁当B」(850円)もあり、こちらもやはりフタが閉まりません。特製はご飯とからあげが別の容器に入っています。これを完食できたらたいしたものです。

からあげが美味しく、ボリュームも満点で、お手頃価格できっと満足できる弁当屋「大洋」の「からあげ弁当」。ランチにオーダーしてびっくりしてみてはいかが。

弁当「大洋」
所在地:札幌市南区真駒内本町6丁目3-6 国道453号線沿い 真駒内公園北側 [地図]
営業時間:水曜定休、10:00~18:30(日・祝は13:30まで)、ただし、気分と体調次第で休業などあり
TEL:011-584-3764