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外国人観光客を日本伝統文化でおもてなし!活動の幅広げる鼎ジャパン

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外国人観光客を日本伝統文化でおもてなし!活動の幅広げる鼎ジャパン

近年増えつつある外国人観光客を、お茶、和楽器など日本の伝統文化でおもてなししようと、「鼎(かなえ)ジャパン」(札幌市、原芳易代表)が国内外で活動の幅を広げている。今年はミラノ国際博覧会(以下、ミラノ万博)に日本代表として参加し、日本のお茶文化を発信。道内では、さっぽろテレビ塔で毎月定期的に日本の伝統文化に触れる体験会を開催している。

まず一度体験してもらう機会を作り出すゼロイチ運動

鼎ジャパンは2009年に活動を開始。インバウンド観光促進を目標とし、日本の伝統文化に触れる機会(イベント等)を提供して外国人観光客をおもてなしする取り組みを行ってきた。あえて北海道らしいことではなく日本の伝統文化を発信するのは、「観光に来る外国人はそもそも日本に来ている」という認識に基づく。

外国人観光客を日本伝統文化でおもてなし!活動の幅広げる鼎ジャパン

同団体はホテルや観光施設を訪問し、お茶のお点前体験や琵琶・三味線などの和楽器演奏パフォーマンスを実施。未経験者にファーストトライをしてもらう「ゼロイチ運動」を掲げ、自主企画イベントを中心に毎年約500人に伝統文化を体験してもらっている。

2020年の東京オリンピックまでに来道外国人観光客を300万人に増やす目標を行政側が明らかにしており、外国人観光客は今後5年でさらに増えることが予想されている。こうした背景もあり、鼎ジャパンでは札幌に来た観光客の札幌での過ごし方の提案をしていきたい考えだ。

国内外で日本の伝統文化を発信

外国人観光客を日本伝統文化でおもてなし!活動の幅広げる鼎ジャパン

2015年5月1日から10月末までイタリア・ミラノで開催されているミラノ万博。6月25日~7月13日の期間中、アニメ、伝統工芸など日本の優れた文化や技術を発信する拠点「ジャパンサローネ」が開催され、お茶文化を伝える日本代表として原さんが参加した。その中で煎茶・抹茶の両方を飲んでもらう体験を実施したところ、「日本が好きになった」などの好意的な反応が得られた。

海外ではほかに、タイや台湾の学校で文化交流も実施。道内では、札幌市中央区のさっぽろテレビ塔で、世界観光デイにあたる毎月27日19:00から、観光客を対象としたカジュアルなお点前無料体験会を開催。半世紀の歴史を誇るお茶の会社「土倉」(札幌市)の協賛を得て実施している。ゆくゆくは「札幌で日本の伝統文化に触れるならテレビ塔へ」という存在になっていきたいと原さんは語る。

鼎ジャパンウェブサイト
※記事中の写真は、2015年9月10日にさっぽろテレビ塔で開催されたミラノ万博報告会および体験会より

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