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いよいよ12/20開業!札幌市電ループ化で何が変わる?3つのポイント

編集部
Written by 編集部

いよいよ12/20開業!札幌市電ループ化で何が変わる?3つのポイント

2015年12月20日に開業が迫った札幌市電ループ化。西4丁目~すすきの間404m区間が新設され、札幌駅前通りに42年ぶりに市電が走ります。札幌市電ループ化で何が変わるのでしょうか。開業を間近に控えた工事現場の様子とともに3つのポイントを紹介します。

(1)駅前通りに限っては歩道から乗降できる

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駅前通りの新設区間は中央分離帯に新線を敷設するのではなく、歩道側を走行するサイドリザベーション方式を採用。全国的には3例目になります。この区間に限ってはロードヒーティングを設置。電車が歩道のすぐ横を走行し、停留場も歩道に直結し歩道から直接乗り込むことが可能になります。一方で車道は従来の片側3車線が2車線に減少しており、特に冬季は渋滞も懸念されます。

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車道が進行方向右手に来る区間が誕生したことに伴い、電車のバックミラーは従来の左側に加えて右側にも増設。また、駅前通りにはこれまでなかった路面電車専用信号機が増設されています。黄色の矢印表示や赤い×表示は路面電車用のものなので注意が必要です。

(2)24番目の停留場「狸小路」が誕生

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札幌市電ループ化に伴い、新線区間に新たな停留場が誕生します。「西4丁目」(SC01)と「すすきの」(SC23)の間に「狸小路」停留場を新設。狸小路と駅前通りとの交点の北側に外回り、南側に内回りの停留場が設置されます。なお付与されるナンバリングは「SC24」、「西4丁目」「すすきの」いずれの方向にも約3分の所要時間となります。

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▼狸小路停留場
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「西4丁目」停留場は道路が狭いこともあり、内回りは駅前通り側に変更となり、従来の場所には外回りの停留場が置かれます。一方「すすきの」停留場は複線化および留置線新設のため構内が広がります。「西4丁目」「狸小路」「すすきの」それぞれの内回り・外回りの停留場は、白イメージでガラスやベンチを配置するデザインに一新され、スロープを設けるなどしてバリアフリー化しています。

▼西4丁目停留場(外回り)
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▼西4丁目停留場(内回り)
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▼西4丁目カーブ
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▼すすきの停留場
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(3)行き先表示が「内回り」「外回り」の「循環」に

ループ化により内回り・外回り双方向とも行き止まりがなくなるため、行き先表示は「内回り」または「外回り」の「循環」と表示されることになります。ただし早朝の通勤通学ラッシュ時には「西線16条」と「すすきの」間で一部折り返し運転が行われ、行き先表示は「すすきの」や「西線16条」に。また、早朝と夕方のラッシュ時の運行を終えた車庫行き電車は「中央図書館」の表示になります。

運行間隔はほぼ現行通りで、始発便は従来より若干早まり、終発便は従来より若干遅くなります。なお、乗継割引適用となる乗継指定駅は、「西4丁目」「狸小路」「すすきの」いずれの停留場も地下鉄大通・すすきの・豊水すすきのに変更されます。定期券の表記も停留場表記をやめ「市電全区間」表記に変更されます。

開業後はしばらく警備員を配置して安全面などの確保に努めるとのこと。札幌駅前通りに40年ぶりに戻ってきた路面電車、安全に札幌の都心を走ってもらいたいものです。

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