1日1000個以上売れる人気スイーツも!江別の新名所「EBRI(エブリ)」

北海道で歴史ある赤レンガの建物というと、札幌の「赤れんが庁舎」、函館ベイエリアの「金森赤レンガ倉庫」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 2016年3月25日、江別にオープンした赤レンガのショッピングモール「EBRI(エブリ)」も、札幌、函館に並ぶ人気ぶりです。1日1,000個以上売れることもあるという、江別ご当地スイーツの噂を聞き取材をしてきました。

ベーカリー&スイーツ、雑貨、ファッションまで

「EBRI(エブリ)」があるのは、JR札幌駅から普通列車で約20分の野幌駅近くです。野幌駅南口を出て5分ほど歩くと、江別が赤レンガの生産日本一であることを象徴するエキゾチックな建物「旧ヒダ工場」があります。こちらが歴史と新しいチャレンジの共創する空間、地元の人も観光客も楽しめると話題の新スポットです。

入り口の館内マップをみると、市場、レストランにカフェ、ベーカリーやスイーツのショップ、アンテナショップ、雑貨、レディースファッションの店が並んでいます。
まずは館内を回遊してみました。

イタリアンレストランの「イルマットーネアルル」。ランチタイムが好評。こちらは22時までオープンしています。同店は店内に窯を所有しています。江別産のレンガを使って、レンガ職人がこの場で手積みしたというもの。


「イルマットーネアルル」の経営するパン&スイーツの店「ベイクドアルル」。パンはライ麦酵母、道産小麦酵母、フルーツ酵母の3種類を使い分けて作られます。小麦はもちろん、北海道産のものです。

「えぶり市場」は価格も手頃で、地元の主婦が日々の買い物に訪れるところ。これからのシーズンは江別の新鮮な野菜が豊富に揃います。取材当日はきゅうりが1本39円で売られていました。 また、札幌・狸小路にある「HUGマート」の商品も買えます。

▼焼き芋の専門店「BRICK HUT(ブリックハット)」。スイートポテトの他に焼き芋も食べられます。





▼アジアンテイストの雑貨が揃う「チャイラ」。

▼レディースファッションの「M’ELL(メル)」

館内には飲食できるスペースもあり、買い物の合間にテイクアウトしたスイーツを食べることもできます。

独断と偏見で選ぶEBRIのイイネBEST3

筆者のイイネ、ベスト3を選出してみました。

第3位
「えぶり市場」の入り口にあった、南幌の居酒屋「ことぶきや」が運営する、新鮮魚介類の販売コーナー。貝殻付きの牡蠣(カキ)が7個入りで1,080円に驚き。

第2位
「NOPPORO COFFEE」のカフェオレ。一口目に、ミルクのホイップにコクと甘みが広がり、舌鼓を打つおいしさ。また、同店オーナーは宮田屋珈琲で働いていた人。技術・人柄ともに信頼できると、宮田屋珈琲の主人によるお墨付きだとか。EBRI(エブリ)運営スタッフも「毎日、注文したくなる美味しいコーヒー」とイチオシです。


第1位
イルマットーネアルルのスイーツショップで見つけた「サクもちシュー」。江別産の小麦と、町村農場の特選牛乳を用いたカスタードクリームがたっぷりのジャンボシュークリームは108円とリーズナブル。1日に1,000個以上売れる日もあり、製造が追いつかないこともしばしば……。弾力性があるのに、サクッとした食感のシュー皮と、もちっとしたカスタードクリームでほっとする甘さ。幸せな時間が流れます。

函館の金森赤レンガ倉庫を歩いた時にも似た懐かしいムードのなか、江別のご当地スイーツも味わえて、ちょっとした旅気分に。館内の壁には黒板があり、チョークで旧ヒダ工場の歴史が綴られています。帰る頃にはいつの間にか江別ファンになっている……そんな1軒でした。

イベントのお知らせ
ハンドマッサージ無料体験会(日本メナード主催)があります。
5月31日午前10:00~。
また、夏休みには子ども向けのワークショップなどの予定もあります。(時間など詳細はWEBとフェイスブックで順次更新)

EBRI(エブリ)
所在地:江別市東野幌3-3
TEL:011-398-9570
開館時間:10:00~22:00(テナントによって異なります)
駐車場:有
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