定山渓に光灯る散歩道が新登場!Jozankei Nature Luminarie by NAKED

今年開湯150周年迎えた札幌市南区の定山渓温泉に、2016年6月1日、新たなスポットが誕生する。「Jozankei Nature Luminarie by NAKED」。二見公園から二見吊橋までの川沿いの散策路が光に彩られることで、定山渓温泉街に新たな夜の見どころが増えることになる。それに先立って、2016年5月30日に試験点灯が行われた。

あのクリエイティブ集団「NAKED」がプロデュース

主催は定山渓観光協会で、数年前から企画。景勝地で知られる二見吊橋は、これまで照明がなく、日中に限って散策するしかなかったが、定山渓に宿泊する観光客が夜にも出歩ける場所をと、今回初めて散策路に照明を設置した。

プロデュースは、東京駅のプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で注目を集めた気鋭のクリエイティブ集団「NAKED」が手掛けた。定山渓では、通常標高の高い山でしか見られない高山野草が多数確認されていることから、「花」をテーマに、花を光で表現した仕掛けが随所にみられる。

会場となるのは、かっぱ大王のいる二見公園から二見吊橋までの散策路、約200メートル区間。二見公園入口には地面にタイトル映像が投影される「フラワーシャワー」、散策路を「光の回廊」とし、二つの見どころである「光の森」と「光の路」とを結ぶ。

1000本の光ファイバーで魅せる「光の森」



光の回廊を二見吊橋に向かって進むと、ベンチの置かれた広場に達する。ここは「光の森」と命名し、草木に見立てて光ファイバーの束を一面に配置する。光ファイバーの本数は合計約1000本という。青、オレンジ、緑など色を変えながら、幻想的な風景を作り出す。

吊橋を歩くと花がゆらりと舞う「光の路」






終端にあたる二見吊橋は「光の路」と呼ぶ。吊橋を渡り始めるとセンサーが反応し、音楽とともに、花がゆらりゆらりと舞う映像が投影される。橋の板面とともに、歩く人にも映像が映る。舞う花々は、青や黄など、ランダムで3パターンがあるという。

「Jozankei Nature Luminarie by NAKED~灯りと遊ぶ散歩道~」は、入場無料。2016年6月1日(水)~10月31日(月)まで、6~8月は19:00~21:00、9~10月は18:00~21:00に点灯する。悪天候や設備調整などにより、予告なく休止や時間短縮をする場合がある。また、駐車場がないため公共交通機関での来場を呼び掛けている。

シンガーソングライターRihwaさんの現地リポート

温泉街の奥にどっしりと待ち構えていたカッパ大王に挨拶をして、光の導きに沿って更に奥へと進むと……思わず「わぁ~!」と声が出てしまうくらい美しい光景に感動しました。

青く輝く光の野草が風にそよいで揺らめいていたり、光の花びらが舞う橋では大はしゃぎで橋が揺れてしまう程。

なんといっても一番は、川のせせらぎや虫の声、いつもそこにある定山渓の穏やかさが最高の演出です。

これまでもこれからも沢山の家族や友達、恋人達を癒し、笑顔にする定山渓温泉。
定山渓温泉開湯150周年をお祝いする、素敵な夜のお散歩に是非出向いてみてください。

秋になり寒くなってきたので、温泉に入る前に一枚羽織ってお出かけするのをおすすめします!

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パーソナリティ:Rihwa
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※2016年9月29日更新:Rihwaさんのコメントを追加。