本場樽生ドイツビールも登場!「岩見沢オクトーバーフェスト」初開催

2016年9月4日(日)、第一回目となる「岩見沢オクトーバーフェスト」がイベントホール赤れんが駅東市民広場で初めて開催された。

「オクトーバーフェスト」と名の付くイベントは札幌市、北見市で行われているが、岩見沢市では初めて。10月祭を意味するドイツミュンヘン発祥のビール祭りで、国内でも開催地が増えている。

「岩見沢オクトーバーフェスト」は飲食店の惑星コーネリアス(岩見沢市2条西3丁目)経営者の安田育人さんが実行委員会を作って主催。本場ドイツまでオクトーバーフェストを見に行ったことをきっかけに、本場のオクトーバーフェストを岩見沢市民にも楽しんでほしい、知らない人同士仲良くする場にしてほしいと開催を決めた。

同店では20種類ほどのビールをドイツなどヨーロッパ各地から仕入れているが、イベントでも本場のビールと食べ物にこだわった品ぞろえとした。メインはドイツビール。普段飲むことのできない珍しい樽生を3種類(パウラーナー社ヴァイス、同デュンケル、クロンバッハ社ピルス)用意した。



ドイツビールのほかにも世界各国のビール、ワインハウスゲアハルトからドイツワインを用意したほか、フードメニューとしてアイスバイイン、ソーセージなどドイツ料理を用意。とりわけ白ソーセージはなかなか食べる機会のないものとして提供された。

開催時間は12:00~19:00。約50席のテント席を用意した。入場無料で、400円単位5枚綴りのチケットを前売り1,800円、当日2,000円で販売した。予想以上の来場者を集め、販売ブースにはビールを求める人たちの列ができるほどだった。



14:00以降には、世界各地をまたにかけて活動する日本唯一のプロヨーデル歌手・北川桜さんのステージが行われた。北川さんはドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストで日本人で唯一出演したヨーデル歌手。主催者と札幌のオクトーバーフェストで知り合ったことから今回のゲスト出演に至ったという。当日はアコーディオン、ハンドベル、トロンボーン、アルプホルン、スプーンを使った演奏で会場内を盛り上げた。



第一回は成功に終わった岩見沢オクトーバーフェスト。主催の安田さんは、来年2回目を開催できるようにしたいと語っている。