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300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

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Written by fujicopudding

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

北海道大学総合博物館をご存知ですか。北海道大学のキャンパスは既に観光地として有名であり、多くの方が訪れる場所となっていますが、「北海道大学総合博物館? どこにあるの?」という方も多いのではないでしょうか。

北海道大学総合博物館(以下、北大総合博物館)の建物は1929年に建てられました。その建物を利用し、北大総合博物館がオープンしたのは1999年のことです。それ以来、多くの方を迎えています。

そんな北大総合博物館が2015年4月、リニューアルのため閉館。約1年4ヶ月の時を経て、今年7月にリニューアルオープンしました。来館者数はなんとリニューアル前の1.5倍になったとか! リピーターも非常に多く、また幅広い年代の方が訪れ、取材に行った日には孫、親、そしておじいちゃん、おばあちゃんと3世代で来ている家族もちらほら。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

今回は、博物館のリニューアルを先頭に立って指揮した北大総合博物館山本准教授に館内を案内してもらいながらお話を聞いてきました。

歴史感じる館内

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

なにせ80年以上も前の建物です。館内の至るところに歴史を感じます。

エントランスを通過し、進んでいくと北大にある12の学部や各研究施設がそれぞれの研究内容を知ってもらおうと趣向を凝らし、作り上げたブースが並んでいます。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

常設展示は1階から3階まであり、展示品を含む北大総合博物館の収蔵品は、その数なんと300万点!! 一日いても、決して飽きることはありません。

あれこれ考えず、まずは体験

リニューアルのコンセプトのひとつは「実体験」。

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内視鏡外科手術の体験を出来たり。

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歯科実習用のマネキンを使い、歯科治療の体験を出来たり。

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地震計で自分の起こした振動の波形を見られたり。

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ゲーム感覚で研究を知ることが出来るブースもあります。 (得点に応じて、北大総合博物館内のカフェで使えるクーポンなどが当たります)

大人も小難しく考えず、恥ずかしがらず、童心に戻ってまずは Let's Try! 実際に触ってみたり、においを嗅いでみたりすることで「面白い!」、「もっと知りたい!」と更に興味がわいてくるはずです。

なんと入館料無料!

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収蔵品300万点もあり、一日いても飽きることのない北大総合博物館。 これだけ充実していて入館料は無料です。 「どんな方にも気軽にいらしていただきたい」と山本准教授。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

これだけの設備や展示品を維持するのは相当大変なはず。それでも無料にするためにかなり長い時間議論したそうです。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

1階のエントランス横に募金箱が設置してあります。手作りの募金箱です。 博物館をまわってみて、面白い、また来たいとが思ったらぜひ募金しましょう。 これからも北大総合博物館が素晴らしい展示を続けられるように。 次の世代にも次の次の世代にも、歴史を残せるように。 お金を入れると面白いことが起きる仕掛けがありますよ。

博物館のニュースポット、お酒も飲めちゃうミュージアムカフェぽらす

館内を3階まであるため、全てまわるとちょっと一息つきたくなります。 そんな時は1階のカフェぽらすへ。 リニューアルで変わった点のひとつがカフェぽらすの新設です。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?
300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

ボリューム満点のマンモスハンバーグは、 素材にこだわりつつ、ユニークさや博物館らしさも取り入れています。

こだわりの素材だけを使ったメニュー。フードは勿論のこと、ドリンクも充実しています。

そしてなんと、ぽらすではお酒も飲めちゃうのです! これは嬉しい! 北海道内のワイナリーのワイン、北海道限定ビールなど、お酒を片手に科学のことを語り合うとか、ちょっとおしゃれじゃないですか?

博物館は17時閉館(6~10月の金曜日は21時閉館)ですが、カフェぽらすは22時までオープンしています。 新しいメニューも次々考案中とのことで、次に行くのがまた楽しみになりますね。

ミュージアムカフェぽらす
営業時間:8:30~22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:博物館休館日に同じ
http://museumcafe.tetote.org/

科学は難しくない! 目の前にもある、身近なもの

北大総合博物館では研究などを知ってもらい、もっと科学に親しんでもらおうと様々なイベント、講演などを催しています。

▼山本准教授がセミナーをされるとのことで、行って来ました!
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それらも実体験を大切にしています。森に出掛けたり、楽器に触れたり。 楽しいイベントが目白押しです! こまめにホームページをチェックしましょう!

展示施設としてだけではない博物館の役割

展示品が多く、あれもこれも見たいのに、気付けば閉館の時間。 これは、また来館するしかありませんね。

そんな方に、きっと見逃してしまっている、再来館の際に是非見てもらいたいスポットがあります。 山本准教授に案内してもらっている最中、「多くのお客様はスルーしてしまう場所なんですけどね」と言われ、取材でもまさしくスルーしようとしていた場所。

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なんだかわかりますか。

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重力基準点、重力を決める「重力加速度」の基準となる場所です。札幌市の重力加速度はこの場所が決めているのです。物置の横にあり、これは確かに知らなければ見逃してしまいます。 どこにあるかって? それは是非、あなたの足でまわり、見て、確かめてみて。

300万点収蔵の北大総合博物館がリニューアル!何がどう変わったの?

北大総合博物館を知らなかった方も、既に行ったことのある方も、是非足を運んでみてくださいね。何度行ってもきっと新しい発見のある場所です。 明日には、「ねぇねぇ知ってる?」なんて、科学の知識を披露したくなっちゃいますよ。

北海道大学総合博物館
所在地:北海道札幌市北区北10条西8丁目
電話:011-706-2658
開館時間:10:00-17:00(6月~10月の金曜日のみ10:00-21:00)
休館日:月曜日(祝日は開館し,休日明けの平日を休館)、9/4、12/28-1/4、1/14-15、2/25、3/12(その他臨時開館、休館についてはHP参照)
入館料:無料
http://www.museum.hokudai.ac.jp/

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筆者について

fujicopudding

fujicopudding

神戸生まれ、富山県育ち。2003年北海道に移住。基本的な移動手段は自転車(ロードバイク)。自転車で北海道中を往来するライダー×ライター。自転車レースやヒルクライムに挑戦し、いつどこにでも赴けるように常に足も鍛えています。