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札幌国際芸術祭2017で話題になること必至!大風呂敷プロジェクトとは?

石簾マサ
Written by 石簾マサ

札幌の夏の街をカラフルな大風呂敷で彩ろうという札幌国際芸術祭2017の「大風呂敷プロジェクト」。2011年福島で開催された「フェスティバルFUKUSHIMA!」からはじまったこのプロジェクトは、全国各地に広がっています。2017年3月19日、20日には、各地域で活動する大風呂敷チームが札幌に集結し「大風呂敷サミット2017」が開催されました。

ところで、大風呂敷プロジェクトってそもそも何? 大風呂敷サミットではどんなことが行われたの? 札幌市民は何ができるの? 札幌で今、盛り上がりを見せている「大風呂敷プロジェクト」の取り組みをご紹介します!

大風呂敷プロジェクトとは?

そもそも大風呂敷は、2011年3月11日の東日本大震災後に結成された「プロジェクトFUKUSHIMA!」からはじまりました。

震災後、故郷を無くしてしまうかもしれない危機の中、自分たちの未来を考え発信する場を作ろうと大友良英さんはじめ福島出身のアーティストが集まり音楽フェスティバルを始めとしたプロジェクトを企画します。その会場で、当時まだ不安の残る放射性物質対策にと、布を縫い合わせて6,000平米の巨大な大風呂敷をつくり芝生を覆ったのが、「大風呂敷」のはじまりです。

この大風呂敷を敷いたとき、みんなの手で作った色鮮やかな大風呂敷が景色を変えることに、その本来の目的を超えて感動したと大友良英さんは後に語っています。

札幌では2014年、札幌国際芸術祭(以降SIAF)2014の特別プログラムとして「フェスティバルFUKUSHIMA! 北3条広場で盆踊り」が開催されました。地面に敷きつめられた大風呂敷の上で大友良英さん(SIAF2017ゲストディレクター)率いる生バンドによる盆踊り、一般公募による即興オーケストラ「オーケストラSAPPORO!」が行われたのです。これが札幌と大風呂敷が関わった第一歩でした。

このイベントが終わってからも札幌では一部の市民メンバーによって大風呂敷を縫う取り組みは続いていました。

▼札幌国際芸術祭2014「フェスティバルFUKUSHIMA! 北3条広場で盆踊り」が、札幌における大風呂敷の第一歩(撮影:ハレバレシャシン)
札幌国際芸術祭2017で話題になること必至!大風呂敷プロジェクトとは?

今回のSIAF2017が目指すのは「市民と一緒につくる芸術祭」。「大風呂敷プロジェクト」は、その象徴として実施されます。

各地域から集められた布を縫い合わせ、フラッグや大風呂敷を作成し、市内のさまざまな場所に大風呂敷を広げたり、大風呂敷で作ったフラッグを立てたりする予定です。大風呂敷プロジェクトの活動の拠点として「おおどおり大風呂敷工場」が昨年11月に開設され、どなたでも大風呂敷づくりに参加することができます。

 ▼「おおどおり大風呂敷工場」が開設されている新大通ビル(大通西4丁目)。工場は4階に開設されている
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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。