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タクシーもハイヤーも同じ!?

編集部
Written by 編集部

タクシーもハイヤーも同じ!?

 自家用車保有率が高く日本一車社会といわれる北海道でも、タクシーやハイヤーが走り回っています。北海道に来たなと実感できるタクシーといえば、北交グループの緑の北海道マークの行灯でしょうか(ただし後方から見ると逆の北海道マーク)。他にも北海道独自のタクシー会社が多くあります。ところで北海道では「タクシーはハイヤー、ハイヤーはタクシー」なのであります。

タクシー=ハイヤーという北海道!

 おおまかな定義ですが、タクシーは、街中で客を拾ったり、駅前などでの乗り場にいて、いつでもどこでも乗れる都会型、一方ハイヤーは、営業所を拠点として予約して利用する田舎型といえます。しかし法的事業認可に関しては同じです。厳密に言えば異なる性質を持っているのですが……

 北海道では、タクシーとハイヤーを区別しないのが一般的です。つまり同じとみています。タクシーよりハイヤーと総称して呼ぶほうが多く、その傾向は田舎や高齢者層に多く見られます。都市部の街中のように流しで営業しているタクシーが皆無に等しく、電話予約して配車されるハイヤー方式がメジャーな地域が道内には多いので、ハイヤーという語が一般的になります。しかし最近の道内主要都市では(また、若者たちの間では)、タクシーという言葉も普通に使われています。

 北海道には、ハイヤーという名称を使用していながらタクシー業務を行っている会社が多いことも、ハイヤーとタクシーが混同される一因にもなっています。札幌市内で言えば、北交ハイヤー、北びしハイヤー、平岸ハイヤー、光星ハイヤーなどがあげられます。

 たとえば、平岸ハイヤーは、開業当初ハイヤー形式でのみ営業していたため、タクシー業務を行う現在も、ハイヤーという名称は当時からずっと変わらず継承されています。似たような経緯をもつ会社は他にもあります。

タクシー業界日本初があった北海道!

 1953年10月13日のこと。札幌の北海道交通が国内で初めてタクシー無線の運用をスタートさせました。その3年前に電波法が施行され、電波一般利用ができるようになったことから開発されたタクシー無線。現在どのタクシーでも無線が装備されていますが、その発祥地は札幌だったわけです。

 1997年には、江別市江別ハイヤーが、初乗り(800m)中型車320円で認可され、道内で一番安いタクシー料金が誕生しました。ちなみに小型車310円。江別ハイヤーではありますが、本社は札幌市になっています。

▼札幌市の主なタクシー会社 札幌、共同(以上HKグループ)、三和、新札幌、北星、さくら(丘珠)(以上SKグループ)、明星、ひかり、昭和、フジ、鈴蘭、札幌第一、ライラック、花川、江別、北菱、太平、北都、北交(北海道交通)、つばめ、平岸(だるまさん)、朝日、安全、金星(黄色い星)、光星、国際、定山渓観光

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