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会話と語尾その他:方言(北海道弁)

なんも
 「どういたしまして」「ぜんぜん」「まったく」などの意味。つまり感謝への返事。「ありがとな」と言われておじいちゃんおばあちゃんはよく使う……「なんもだー」「なんもなんも」と。若者はなんもだと使うこともあるが例が少なく、「いいよいいよ」と標準語じみてつかう。「な」を強めに発音する。


なんぼ?
 物を買うとき「いくらなの?」というときに「なんぼ?」となる。大型店登場で普段使うことはめったにないが、生鮮市場なら使いやすいかも?というものの使うのは中高年の男性くらいだろう。


タクランケ!
 ばか者!ということ。タクランケ!けなす言葉で、実際にはあまり使われないが、耳にしたら自分はばかなんだ。と素直に認めよう(笑)。
なした?
 どうした?ってこと。心配して大丈夫?って言ってあげてんだよね。または何事だ?ということでも使う。「なーした?」と伸ばす用法もあり。「な」を強く発音し、「し」を下げ気味にし、「た」を高めに発音。
~でない?
 疑問文の文末で使われる。「大変でない?」つまり「大変じゃない?」。これに下にあるように「かい?」というように文を終わらせてみることもできる。「かい?」をつけるとちょっとだけだけども丁寧というかやさしい表現になる。「ない?」が疑問なので上げ気味に発音する。
~かい?
 尋ねるとき文の語尾につける。「……したかい?」など。とてもよく使っている。また、このホームページ内でも「いぃんでないかい?」と使ってるが、いいよね?いいんじゃない?いいと思うよという感じの言い方。応用で「いいんでないかなぁ」と言う人もいる。「かい?」は疑問なので上げ気味に発音する。
~さ。
 専ら文章の語尾につく。あるいは文節ごとにつく。「今日さ、駅前さいってきたさ」。「そこにプレゼントがあるのさ」。「何さ?」など、なになにさ。と使う。津軽の影響を受けている地域で主に使う。
~すれ。
 語尾に来る言葉で、命令調の文。「早く準備すれ~(早く準備しろ~)」「これ着れ(これ着ろ)」というように使う。道産子はたいがい使う言葉。
したって
 だってぇ~という意味。「したって、そんなこといわれてもどうすることもできないしょや」。

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編集部

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北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。