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網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

みなさんこんにちは。 オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で知床について取材した模様を文字と写真でリポートします。 コラボ企画第4回目は、前回に引き続き知床横断道路の除雪について、網走道路事務所の杉本さんにお話を伺いたいと思います。

<第4回ゲスト>網走道路事務所 杉本公一さん(2014年5月1日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。 この番組では毎週知床に関わる様々な方をご紹介しています。 今週も網走道路事務所、所長の杉本公一さんに知床横断道路について教えていただこうと思います。もしもし!(Cuka)

杉本:はい、杉本です。

―― 杉本さん今週もよろしくお願いします。

杉本:はい、こちらこそよろしくお願いします。

―― 先週ですね、すごい沢山除雪について教えていただいたんですけども、夏の間はどんな景色が見られますか?

杉本:あのですね、道路の上は雪が無くなっているのですけども、道路の周りには夏まで雪があります。

―― 夏まで。

網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

杉本:はい、雪渓(せっけい)と言って、沢だとか日陰のとこには8月近くまで雪が残ってますので。

―― そうなんですね。

杉本:だから本州から来られた方々は、喜んで雪に触って遊んでますね。

―― 杉本さんが、知床の自然を楽しむおすすめポイントは何でしょうか?

杉本:やっぱり私も道路をやっている者なので、知床峠の頂上から見る国後島ですか、北方領土。 除雪をやっている最中では、その国後島の間、根室海峡って言うんですけども。

―― 根室海峡。

網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

杉本:はい、この中間にも流氷が流れてきていますのでそういう景色も見られますね。

―― じゃあもう私たちでは見ることができない風景も杉本さんは見てらっしゃいますね。

杉本:そうなんです、申し訳ございませんね(笑)

―― でもこうして教えていただくとこういう風景が見えるんだって思って、夏に皆さん知床峠に行ったとにきはぜひそれを想像しながら見ていただきたいですよね。

杉本:想像していただければと思いますね。 で、その国後島を見ているちょっと左側を振り向くとですね、 大きな山、羅臼岳がどーんと横たわっているというか座っています。

―― はい、座っています(笑)

網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

杉本:ええ、真っ白なんですねまだ。

―― 雪で覆われているんですね。

杉本:で、その雪の形を見る、雪形っていう雪の形なんですけど、よく見ていただけると羅臼岳の中に小熊が立ち上がっているような形があります。

―― 小熊が立ち上がっているところがあるんですか!

杉本:はい、そういう形に見えるところがありますので、知床峠に来ていただいたときにはそういう形を探していただくのも楽しいかなと思うんですね。

―― すごいですね、これはぜひですね! ぜひ知床峠を登って羅臼岳を見たときはそれを探して、私もちょっと行ったときに探してみたいと思います。

杉本:そうですね、溶けてきますので、もしかしたら皆さん見るときには無いのかもしれないですけれども……。

―― じゃあおすすめは5月のゴールデンウイークぐらいに行ったときに探すとまだきっとありますよね?

杉本:そうですね、ありますね。

―― 知床横断道路を通る際に、呼びかけたい注意点や、マナーなどありましたら教えてください。

杉本:そうですね、本当に大自然の中車が通ってますので野生動物がいっぱい出てきます。

―― そうですよね。

杉本:ヒグマですとか、シカだとかキタキツネという動物たちはいっぱい出てきます。 ひとつはそれにぶつからないようにゆっくり走ってくださいと。 それと、この頃おねだりギツネというキツネが出てきまして。

―― おねだりギツネ。

杉本:道路に寝そべって車が止まると近寄ってきて、餌をちょうだいというようなことがありますので、そういう動物たちに餌を与えるようなことは絶対にしないでほしいと。 そうすると動物さんたちが交通事故にあったり、もしかしてヒグマがそういう餌をおねだりしてきたら、人里に下りてきたら、悲しいことに駆除しなきゃならなくなる。 そういうことのないように、餌をやるのは禁止してくださいというところが一番大きなお願いですね。

―― はい、皆さんもマナーを守って、楽しく知床で過ごしていただきたいと思います。

杉本:はい、そうですね。

網走道路事務所・杉本公一さんに聞く 知床横断道路おすすめポイントは?

―― 杉本さんが考える、北海道、知床らしい音ってどんなものでしょうか?

杉本:ええとですね、私はやっぱり開通する前の山に入ってますので、結構風の音が良いかなと。 木々の間をすり抜ける風の音、色んな音がしますね。 声が聴こえるような気がします。 それともう一つはですね、ここら辺にはオオワシ、オジロワシという大きな鳥がいます。 羽を広げると2m以上の大きな鳥が。

―― はい。

杉本:世界で5000羽ぐらいしかいないという本当に貴重な鳥なんですが、ウトロに100羽くらいいるのかな?いっぱい飛んでいます。 この鳥のですね、鳴き声っていうのがすごい可愛らしい声なんですね。 「ケケッケケッ」というような声で、大きな鳥なのに。

―― そんな風に鳴くんですか?

杉本:そう、不思議な鳴き方しますので、ぜひともウトロに来てこのオオワシとの会話を楽しんでいただければなという風に思いますね。

―― これはぜひ知床に行ったときに注意深く、自分もちょっと聴いてみたいと思いますね。 これをお聴きの皆さんもぜひ耳を澄まして知床の音を感じてほしいなと思います。 今夜のこの時間は、網走道路事務所、所長の杉本公一さんに知床横断道路についてお話を伺いました。 杉本さんありがとうございました!

杉本:はい、失礼いたします。

取材協力:網走開発建設部-網走道路事務所
※インタビューは2014年4月初旬のものです。

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編集後記

いかがでしたか?たくさんの方の努力によって知床横断道路の除雪が行われていたのを知り、私はとても感動しました! 連日の作業のお陰で、今年は無事にゴールデンウィークに開通が間に合いました。 このお話を踏まえて、ぜひ知床の山々、自然を堪能していただければと思います!
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筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。