オホーツクまち発見!!旅紀行 トピックス

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

みなさんこんにちは。 オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。 こちらの記事では、laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。

<第25回ゲスト>知床斜里町観光協会・林典幸さん(2015年1月29日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。 番組では北海道に関する様々な方をゲストにお迎えします。 いよいよ2/5から冬の知床を代表するイベント、『知床ファンタジア2015』が開催されます。 今日は知床斜里町観光協会の林典幸(はやしのりゆき)さんに今年の知床ファンタジアについて伺います。 もしもし!(Cuka)

林:もしもし、こんばんは。

―― こんばんは、林さん今日はよろしくお願いします。 知床ファンタジアはいつ、どのように始まったのか教えてください。

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

林:昭和33年(1958年)、知床の夜空に本物のオーロラが現れたということがありまして、そのオーロラの感動をなんとか再現したいということから昭和62年(1987年)より開催しており、今年で29回目となります。

―― 知床にオーロラが現れたのは今から50年以上も前なんですね。 その感動をどんな風に表現しているのですか?

林:レーザー光線とダイナミックな音響で演出しているのですが、通常のレーザーアートの手法とは全く異なりまして、会場内で麦わらを燃やしその煙にレーザーを当てます。 煙に光が当たって揺らめくことにより、オーロラを3Dで表現しておりまして、会場の皆様に見ていただくということになっています。

―― 私も小さい時からオーロラファンタジーを見ているのですけど、煙がゆらゆらしているのとレーザー光線が綺麗で、凄く幻想的なんですよね。

林:そうですね、立体的なスクリーンになっていますので、引き込まれるような感覚になる方もいらっしゃるようです。

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

―― 麦わらを燃やす場所は何か所もあるのですか?

林:12~15か所ぐらいではないでしょうか。

―― そんなにですか!どういった感じで燃やしているのですか?

林:主に地元の漁師の方たちが、港の方に行きわらを燃やしておりまして、観客席の後ろの方からわらの状態を無線で指示しています。 また会場内でも色々と風向きが変わるものですから、わらを燃やしている人からの情報も無線で飛ばして、常に相互に情報を交換しながら最適な煙を出せるようにしています。

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!
オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

―― 皆さんの協力があって綺麗なオーロラが作られているんですね!昔と今ではレーザーや音響って違うんですか?

林:そうですね、特に去年からレーザー機器の一部が変更になりまして、よりカラフルにバージョンアップしております。 音響も毎年変わっていて、音響とレーザーが同じタイミングで切り替わったりするように常にケーブルで繋いで、リンクして見られるようになっています。 ただ、レーザー機器というよりもやはり煙が命なんですね。この煙をいかにうまく出すかによって綺麗な映像が見られるかということになります。 逆に言えば、毎日違うオーロラが見られるということにもなりますね。

―― そうなんですね!本物のオーロラは昭和33年以降知床で見られたことはあるのですか?

林:おそらく見れていないと思いますね。当時実際に見られた方のお話によると、夜空が真っ赤に燃えているようなオーロラだったと伺っております。

オーロラ再現のカギは麦わらだった?知床ファンタジアの舞台裏に迫る!

―― オーロラファンタジーは期間中毎日20時から行われて、その中の1部の日程で今年もlaufenが公式テーマソングの「幻想花」を歌わせていただきます!知床ファンタジアでは他にどんなイベントがありますか?

林:知床流氷太鼓といいまして、地元の郷土芸能を2/21と3/7に行います。 その他には流氷神社という雪像で作ったこの時期だけの神社を設置しております。 この神社には、流氷に穴をあけて願い事を入れる願掛け氷というのを行っています。

―― 他には何かありますか?

林:陸揚げした流氷でお酒の樽を囲んで一定温度にし、それを熟成させた知床限定の銘酒、『流氷囲い』というお酒を醸造している様子を見ることができます。

―― このお酒はいつ頃できあがるんですか?

林:大体春ぐらいに瓶詰めされて出荷される予定です。

―― 林さんが考える北海道、知床らしい音ってどんなものでしょうか?

林:やはり知床は一番流氷が長く接岸している所ですので、流氷同士がぶつかり合って鳴くんですね。 とても低い音から高い音まで、ギイギイと鳴く音がどこでも聴ける音ではないということで、知床らしい音なのかなと私は思います。

―― 知床ファンタジアは、2/5~3/12までの期間、知床ウトロ温泉 流氷自然公園特設会場で開催されます。 laufenのステージは2/11~2/15、2/22~3/1の毎日19:55頃からとなっております。 今日のこの時間は、知床斜里町観光協会の林典幸さんに知床ファンタジアについて伺いました。 ありがとうございました!

林:ありがとうございました。

▼映像で見るオーロラファンタジーの舞台裏


知床斜里町観光協会

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筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。