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ココはトラウトの宝庫! この夏は滝上「渚滑川」で渓流釣りを楽しもう

ココはトラウトの宝庫! この夏は滝上「渚滑川」で渓流釣りを楽しもう

みなさんこんにちは。 オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。 こちらの記事では、laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。

<第34回ゲスト>渚滑川とトラウトを守る会・橋本收さん(2015年5月28日・6月4日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。 番組では、毎週北海道に関する様々な方をゲストにお迎えします。 北海道もだんだん暖かくなって、フィッシングが楽しめる季節になってきましたね! 私の故郷オホーツクにもきれいな川がたくさんあります。 今日は北海道の川の魚、釣りの魅力について「渚滑川とトラウトを守る会」副理事長の橋本収さんにお話を伺いたいと思います! イランカラプテ!(Cuka)

橋本:イランカラプテ! よろしくお願いいたします。

―― よろしくお願いします! 渚滑川は滝上町から紋別へ向かって流れている川なんですね。

橋本:はい、そうです。 滝上町の奥にある天塩岳という山から流れ出し、紋別、滝上を経由してオホーツク海に注いでいる川です。 だいたい長さが84kmあり、市街地の真ん中を流れているので、観光の目玉になるようなところもあります。

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―― 市街地の真ん中を流れているのは珍しいですね!

橋本:そうですね、渚滑川の周辺には珍しい草花や多くの野鳥がたくさん生息しています。 昔から渓流魚が多く釣れる川と言われていまして、その中にはニジマス、アメマス、ヤマメ、オショロコマ、ウグイなどが生息しています。 合わせてサケマスが産卵のために海からたくさん遡上して来たり、多くの魚たちが渚滑川を自分の生きる場所として生息しています。 その中でニジマスについて説明しますと、ニジマスは外国から輸入された魚なんです。

―― え、輸入?

橋本:はい、原産はカムチャッカ半島から北米大陸、太平洋にかけて分布するサケ科の魚で、1877年に食料として国が輸入したものです。 食糧難の時代、少しでも食料の足しにしましょうということで外国から輸入をしたんですね。 その後釣りの対象魚として非常に面白い魚であったということで、国内で多く放流され、釣り人には大変重宝されています。

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―― 面白いというのは、どういったところが面白いのでしょうか?

橋本:釣った瞬間に、高いものでは1mくらいジャンプをしたり、物凄く引きが強いので、釣り人としては非常に面白い対象魚なんです。

―― そんなにジャンプするんですね! トラウトというのは総称なんですか?

橋本:トラウトというのはマス類を総称した呼び方で、ニジマスもトラウトの仲間になります。 私たちはニジマスだけを守っているのではなく、渚滑川に生息している全ての動植物を守りますよ! ということで一生懸命活動しています。

―― そうだったんですね、具体的にはどういった活動をされているんですか?

橋本:まず魚をしっかり守っていかないと、きっと将来的に我々と同じような釣りはできなくなるだろうと思うので、先人のためにも我々が今楽しんでいるということも含めて、少しでも良い川にし、尚且つ魚を残していこうという活動をしています。

―― トラウトは食べても美味しい魚ということで、大漁に獲っていったり、環境を汚していく人も多いと伺いました。

橋本:滝上町では放流事業が昭和40年(1965年)頃から行われているのですが、放流をするとどこから聞いてくるのか周辺の釣り人達が来て、釣った魚を持ってゴミを捨てて帰ってしまうんですよ。

―― それは問題ですね。

橋本:それが長年繰り返されてきたわけですから、やはり渚滑川の環境は非常に悪化したと言えますね。 このままでは問題だということで、ルールとマナーの中で釣りを楽しんでいくために、平成7年(1995年)に渚滑川は国内で初めてのキャッチアンドリリース区間を設けたんです。

▼リリースの様子
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―― それはどういうものですか?

橋本:釣った魚は殺すことなくすぐに川に戻しましょうという区間ですね。 キャッチアンドリリース区間を設けると同時に、色々なレギュレーションを定めて、今ではゴミを捨てていく人はほとんどいなくなりました。

―― その他に何か取り組まれていることはありますか?

橋本:本当に色んなことをやっていますが、例えば都会の人に来ていただいて自然の中で釣りをしていただこうとか、女性の方や全く釣りをしたことの無い方にも釣りを楽しんでいただけるような取り組みをしています。

―― それは教えていただけるんですか?

橋本:はい、守る会のメンバーは全員釣りをしますので道具も全部ありますし、お電話をいただき来ていただくだけですぐ釣りができます。

―― それってすごく良いですね! 釣りがしたいと思ったら気軽に滝上に行けば良いんですね。

橋本:そうですね、時期さえ間違えなければ簡単に釣れますので。

―― そうなんですか! ちなみに釣りやすい時期っていつなんですか?

橋本:7月、8月、9月ですね。 その間の天気の良い日に来ていただければいくらでもお教えします! 必ず釣れる場所に連れて行きますよ。

―― これを聞いている女性の方ぜひ行ってみてください! 私も行きたいです。

橋本:ぜひおいでいただければと思います。

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―― 橋本さんが考える北海道、滝上らしい音はどんなものでしょうか?

橋本:人によって感じるものも色々変わると思うのですが、私は釣り好きでフライフィッシャーマンですので、やはり渚滑川の水の音が私の滝上らしい音ですね。 柔らかく流れる音だとか、雨が降ったときの激流のような怖い音もありますよね。 そして静かな釣りをしているときは静かな流れ、それが自分の心を和ますというか、そういう音が大好きです。

―― 色んな音の中で川の緩やかに流れている音は癒されそうですね。 これからの季節どこへ行こうかと考えている方は、ぜひ滝上で釣りをしていただきたいですね。

橋本:そうですね、ぜひ! 本当に何も知らなくても、用意はばっちりしてありますので十分に釣りができます! ちょっとやってみたいなという方は連絡をいただければいくらでもお手伝いができますので。

―― それは初心者の方にとってはすごく嬉しいことですよね。 ぜひ皆さんチャレンジしましょう! 滝上町は、旭川市から車でおよそ2時間20分、オホーツク紋別空港からはおよそ50分です。 フィッシングの他にも芝ざくらやハッカなど見どころ満載です!ぜひ訪れてみてくださいね。 今日は「渚滑川とトラウトを守る会」副理事長の橋本収さんにお話を伺いました、ありがとうございました!

橋本:ありがとうございました。

渚滑川とトラウトを守る会ウェブサイト

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筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。