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不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

みなさんこんにちは。 オホーツク観光大使、ラウフェンCukaです。こちらの記事では、laufenが担当していたAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で、知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。

<第54回ゲスト> イラストレーター、造形作家・大西重成さん(2016年5月19日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。 北見の隣町、津別町に不思議なテーマパークがあることを知っていますか? 津別町出身のイラストレーター、造形作家の大西重成さんの私設美術館「シゲチャンランド」には、元牧場の広い敷地に手作りの作品が沢山展示されています。 5月1日から今年の公開が始まりました。今日は大西さんにお話を伺いたいと思います、イランカラプテ!(Cuka)

大西:イランカラプテ!

不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

―― 今年で15周年を迎えるシゲチャンランドなのですが、まだ行ったことがないという人のためにどんな施設なのか教えてください。

大西:ちょっとわけわからんランドというか、作品の数と建物の数が常軌を逸していると言われています。

不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

―― 今は何棟の建物に何点ぐらいの作品があるのでしょうか?

大西:今は14棟の建物がありますが、作品の数は前に一度数えようとして、途中で嫌になってしまったのでやめました。(笑)

―― 数えていたらきりがないよ! というぐらいあるんですね。

大西:そうですね。

不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」
不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

―― 大西さんは著名なミュージシャンのアルバムジャケットを手掛けるなど、イラストレーターとしてもご活躍されていたということですが、故郷の津別にシゲチャンランドを作ろうと考えたきっかけは何だったんですか?

大西:東京で40代の頃から立体の作品を作り始め、僕はイラストレーターとして仕事をしていたので、撮影した物の現物が残るんですね。 それを押し入れに入れたりガラスケースに飾ったりしていたのですが、最後は天井からぶら下げるような状態になってしまって。 家の方もアトリエの方もいっぱいになってしまって、尚且つだんだん大きい作品を作りたくなってくると東京を脱出するしかなかったんです。 作品を展示できる私設の美術館があればある程度作品も整理できること、発表の場としても使えることの両方を兼ねられるかなと思い始めました。

不思議なテーマパークが津別町に!15周年迎えた「シゲチャンランド」

―― シゲチャンランドの建物の外観はとても個性的だと聞きましたが、どのように考えられたのですか?

大西:とりあえずここは牛を飼っている人の自宅や牛舎やサイロがあった土地を僕が買い受けまして、それを全部赤く塗ってしまいました。 とにかく真っ赤な建物が国道沿いに見えてきます。

―― 津別の緑の森の中に赤い建物がドンと建っていると、皆さんびっくりしてしまいそうですね。

大西:そうですね、僕の感覚としてはそんな風に思っていなかったのですが、やっぱり異様らしいです。 僕もこっちに住んでから、遠出をして帰って来た時にシゲチャンランドの前を通ると「あ、ここやっぱり変だな」と、やっと思うようになりましたね。(笑)

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―― 北海道の自然や生活のどんなところから作品のアイデアを得ていますか?

大西:アイデアというよりは、暮らしていると自然に落ちている物などが色々あって、それを見ていると作品にしてくれと声が聞こえてくるんですよ。 自分でこいつをこうしてやろうというよりは、向こうが何になりたいのか言ってくるのを僕が受け止めて、形を整えてあげるというだけなんです。

―― 今作っている作品や、これからどのように発展していくのかという目標があれば教えてください。

大西:今は卓上の、ハンディタイプのお墓を作っています。 最近お墓というのはなかなか持ちにくい状況になってきていて、故人を自宅で供養できるように、インテリア小物としても使えて、遺灰や思い出の品も入れられるような物を作ろうとしています。 あと物作りの仲間とNeo Folkという想像集団を立ち上げまして、一人クラフトマンを募集中ではあるのですが、その仲間と北海道ならではの物作りを世界に発信していきたいと思っています。 地域おこし協力隊として入っていただいて、Neo Folkに参加ということになります。

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―― 地域にも関わりながら物作りができるという環境ですね、素敵です。我こそはと思った方は、シゲチャンランドにご連絡を! 大西さんが考える北海道、津別らしい音とはどんなものでしょうか?

大西:色々考えたのですが、やっぱり無音ですね。 夜になると耳鳴りがするほど、耳が痛くなるほどシーンと静まり返るんです。

―― 本当に何も音がしないんですね。

大西:そうです、それが音かなと。

―― シゲチャンランドは女満別空港からおよそ50分、北見市から50分。 ホームページに地図や連絡先が載っています。この時間はイラストレーター、造形作家の大西重成さんにお話を伺いました、ありがとうございました!

大西:ありがとうございました。

シゲチャンランドウェブサイトシゲチャンランド通信(Facebookページ)

※Air-G'(FM北海道)「laufenのkita-note」は、2014年4月から2016年6月まで、毎週木曜日19:30~19:55の間放送されていた番組です。

Cukaがボーカル担当の音楽プロジェクトlaufen: ウェブサイトFacebookページ

筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。