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約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」

約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」

みなさんこんにちは。 オホーツク観光大使、ラウフェンCukaです。 こちらの記事では、laufenが担当していたAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で、知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。

<第56回ゲスト> えんがる町観光協会・中村康男さん(2016年5月26日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。 遠軽町には、昆虫館やSLの雨宮21号、山彦の滝など楽しいスポットがたくさんあります! 町中にある木楽館もその一つです。 今日は木楽館について、えんがる町観光協会の中村康男さんとお電話が繋がっています。 イランカラプテ!(Cuka)

中村:イランカラプテ!

約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」

―― 木の楽しい館と書いて木楽館。どんな施設なのか教えてください。

中村:木楽館は国産材需要開発センターとして、林野庁の補助事業で平成6年(1994年)に作られたものです。 元々この地方は木材の町で森林が豊富だということで、色々な形で木に親しみを持ってもらう為に作られました。 木工教室の開催、また地域の優れた木工品や特産品を展示・販売しています。

▼館内と展示物
約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」
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約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」

▼工作室
約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」
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―― 私も以前遊びにいったことがあるのですが、すごい沢山の品物がありますよね?

中村:はい、子どもから大人まで楽しめるオモチャ、生活用品、クリスマスなどの年中行事に合わせた製品もあり、これら全てが木を使ってできています。 大きな展示品もあるので、見応えもあると思いますね。特産品も様々な種類のものが置いてあります。

―― 館内には大きな木の化石もありますが、これはどのようなものでしょうか?

中村:一般的には木石、正式名称は珪化木というのですが、土の中の木が年数を経て石になったものです。 木楽館にあるものは約550万年前のもので、中の方は化石というよりも宝石の一種、メノウと呼ばれるものになってきています。

▼珪化木
約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」

―― どのぐらいの大きさのものが展示されているんですか?

中村:幅が約120センチ、長さが3メートルほどあります。

―― 大きいですね!

中村:恐らく北海道内にはこれだけの木石の化石は無いのではないかと思います。

―― 貴重なものですね。どのように発見されたものなのですか?

中村:農地の工事をしている時に、偶然見つけられたようです。

―― 遠軽町は町の90%が森林だと伺ったのですが、森や木と遠軽町の関わりについて教えてください。

中村:元々この地域は林業主体の町で、そこから色々な農業や商業が発展していった経緯があります。 自然というのは北海道のどこにでもあるものですが、遠軽町は北海道の市町村でも4番目に広い面積があり、その90パーセントが森林なんです。 町中でもヤマベやニジマスなど渓流釣りができるので、それだけ水が綺麗だということですね。 あと、今絶滅危惧種であり、国内では他にどこにも生息していないだろうという蝶のアサマシジミも、遠軽の一部地域には生息しています。 オオイチモンジチョウという珍しい蝶もいて、自然があるからこそ生き延びているのかなと思います。 そういったものを生かしながら遠軽の良さを出して、自然を生かしたセラピー効果を得られるような事業も展開していきたいと思っています。

―― これから遠軽町内で行われる催しの予定があれば教えてください。

中村:5月の下旬頃までは太陽の丘えんがる公園の芝桜が満開なので、ライトアップして夜も見られるようにしています。 6月には「まるせっぷ藤まつり」というのがあり、こちらは北海道では最も大きな藤園になるかと思います。 そして7月、8月には「いくたはらヤマベまつり」「まるせっぷ観光まつり」が行われます。秋には日本最大級の一千万本のコスモスが咲くコスモス園で「コスモスフェスタ」が開催されます。(※放送時点)

―― 楽しいイベントが盛りだくさんですね! きれいな森やお花を堪能し、釣りも楽しめる遠軽町に皆さんぜひ行ってみてください。 中村さんが考える北海道、遠軽町らしい音はどんなものでしょうか?

中村:フィンランドの伝統的な民芸品でヒンメリというものがあり、小麦などの麦の殻に糸を通して色々なアクセサリーなどを作るのですが、それを普及させるための活動をしているヒンメリの会 aurinko(アウリンコ)というグループが遠軽にいます。 それに合わせて、同じく遠軽在住のプロの演奏家「ホラネロ」というグループが、麦やヒンメリをイメージした「ヒンメリア~麦がつなぐ人と大地~」という曲を作りました。 本当に自然に近い音色で素敵な曲なので、こういった音が遠軽の音として広がっていけば良いなと思っています。

約550万年前の巨大な樹木の化石は必見!遠軽町「木楽館」
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―― 木楽館はJR遠軽駅から徒歩およそ20分、車で10分、国道242号線置戸国道沿いにあります。 ぜひ訪れてみてください! この時間はえんがる町観光協会の中村康男さんにお話を伺いました。ありがとうございました!

中村:ありがとうございました!

木楽館
えんがる町観光協会
ヒンメリの会 aurinko
ホラネロ

※Air-G'(FM北海道)「laufenのkita-note」は、2014年4月から2016年6月まで、毎週木曜日19:30~19:55の間放送されていた番組です。

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筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。