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自然と人間の共存を考える映画『カムイと生きる』

編集部
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 自然と人間の共存を考えるドキュメンタリー映画「カムイと生きる」が2012年3月3日に浦河町で先行上映となる。この映画は、「アイヌの治造」こと北海道浦河町出身の浦川治造氏を追ったドキュメンタリーである。

 映画「カムイと生きる」は、浦川治造さんの素顔に迫るドキュメンタリー。浦河町出身で現在73歳の彼は数々の武勇伝を持ち、「アイヌの治造」と言われてきた。屈強な体躯、トレードマークと呼ぶに相応しい白く長い髭はインパクト大である。

 そんな浦川氏を追った映画が本作である。親しい人や本人によって語られる逸話や想い出を紹介し、先人から受け継いだ知恵や生き方、価値観や想いを垣間見る。アイヌとして生まれ、育ち、生きる彼の暮らしは常に自然と共にあった。自然を敬い、感謝する彼の暮らしを見る時、現代に生きる我々が忘れかけている大切なものが見えてくるかもしれない。

 2007年から始めた撮影では、浦川氏本人だけでなく、全国の仲間へのインタビュー取材、アイヌの伝統的な唄や古式舞踊、北海道の雄大な自然を撮影してきた。東日本大震災被災地でのボランティア活動を共にした尺八奏者の岳人山が音楽を担当し映画に深みを与えている。

 ナレーション・出演に宇梶剛士氏を起用、弓野恵子氏によるアイヌ語ナレーションも加える。原案は原田詠志斗著「アイヌの治造」と、さとうち藍著「アイヌ式エコロジー」。

 上映は2012年3月3日に浦河町「大黒座」で先行上映&舞台挨拶された後9日まで上映。札幌市では3月4日にサンピアザ劇場で特別上映会が開催。5月にCHINEとかちプリンス劇場、6月2日からシアターキノでも上映される。道外では東京、三重県、長野県など、道内外30館にて上映予定。

映画『カムイと生きる』キャプチャ (C)CYCLOID INC.
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映画『カムイと生きる』予告編 (C)CYCLOID INC.


自然と人間の共存を考える映画『カムイと生きる』 ドキュメンタリー映画『カムイと生きる』
Haruzo -A Life Among The Spirits-
2011年・116分
監督:小松秀樹
音楽:岳人山
出演:浦川治造、宇梶剛士、城戸富貴、榎本真喜子、引地正美、内野智、結城幸司、高橋義雄、大野遼、橘守、向井寅男、遠山サキ、佐々木貞好、矢部誠、伊藤信行 他
ナレーション:宇梶剛士、弓野恵子
アイヌ古式舞踊:鵡川アイヌ文化伝承保存会
http://www.kamuytoikiru.com/

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