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あの伝説的映画が復活!『キタキツネ物語―35周年リニューアル版―』公開へ

編集部
Written by 編集部

【北見市・釧路市・網走市・紋別市・小清水町】 1978年に公開された『キタキツネ物語』をご存じだろうか。キタキツネ一家を追いかけたドキュメンタリードラマで、国民的大ヒットを遂げた動物映画の伝説的存在だ。その『キタキツネ物語』を最新技術を駆使し再編集、35年ぶりにリニューアルし公開されることとなった。※画像は(C)1978,2013 SANRIO CO.,LTD. TOKYO,JAPAN

『キタキツネ物語』は、北海道オホーツクを中心に北見市・釧路市・網走市・紋別市・小清水町で4年かけて撮影され、1978年7月15日に日本初の動物大作映画として公開、230万人もの観客動員を記録し、国民的大ヒットを遂げた。翌年1979年、フジテレビのテレビ放映では視聴率44.7%を記録した。テレビ放送はこの1回のみで、これは、実写映画において未だに不動の歴代1位だという(アニメ映画を含めても2003年に放送した「千と千尋の神隠し」に次ぐ2位)。このヒットは後に『南極物語』『子猫物語』へと受け継がれていった。

その『キタキツネ物語』がリニューアルして帰ってくる。製作のきっかけとなったのは2011年3月11日の東日本大震災だったという。『キタキツネ物語』で助監督を務めた三村順一監督及び製作陣たちは、被災地の復興の様子を厳しい自然を生き抜くキタキツネに重ね合わせ、完全なる新作として作り直す決意をした。

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あの伝説的映画が復活!『キタキツネ物語―35周年リニューアル版―』公開へ 今回は新たに撮影しなおすということではなく、『キタキツネ物語』の未公開分を含む膨大なフィルム全77巻分(約50万フィート・100時間分)を検証し再編集。35年も前のフィルムのため劣化が激しいものもあったが、ハリウッドのラボで高画質化している。『キタキツネ物語』は114分だったが、新作は97分となっている。

また今回、声の出演も一新した。キタキツネを見守る"柏の木"のナレーションには名優、西田敏行、父キツネ・フレップ役に佐藤隆太、母キツネ・レイラ役に平野綾を起用した。音楽も、大河ドラマでお馴染みの渡辺俊幸が新たに担当し、主題歌「道」を山崎まさよしが、挿入歌を平野綾が歌う。今回は、当時撮影が行われた各市町、各観光協会、各商工会議所、各教育委員会が後援に加わっている。

最新技術で蘇った『キタキツネ物語―35周年リニューアル版―』は、2013年10月19日に札幌シネマフロンティアほかで全国ロードショーされる。なお、日本公開に先立って、2013年8月22日から韓国・スンチョン市で開催される第1回スンチョン湾世界動物映画祭のオープニング上映作品にも決定した。本映画のエグゼクティブ・ディレクター、キム・ミンキ氏は「自然や動物の視点で描かれていて、人目線で描かれた他の動物映画と違うオリジナリティに溢れている」と称賛している。

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