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 道内には、パンケ~、ペンケ~という地名が多くあります。">双子の沼、パンケ沼とペンケ沼の違いとは? – 北海道ファンマガジン
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双子の沼、パンケ沼とペンケ沼の違いとは?


 道内には、パンケ~、ペンケ~という地名が多くあります。中でもパンケトー、ペンケトーというように、湖沼の名称に使われることもあり、有名な名所もあります。どっちがどっちか分からなくなることもしばしば。ということで、違いを明確にしましょう。

 パンケトーとペンケトーは、釧路市阿寒町にある双子の湖沼。そして、パンケ沼とペンケ沼は、豊富町と幌延町にあるサロベツ原野の双子の沼。どちらも、アイヌ語の「上にある沼」「下にある沼」という意味で、川上(河川上流)にあるとペンケ、川下(河川下流)にあるとパンケと呼びます。

 まずは阿寒町阿寒湖近くにあるパンケトーとペンケトー。国道241号線の双湖台からは2つの湖を見ることができるわけですが(実際には1つしかないように見える)、手間に見える、北海道の形に似ていると言われている有名なほうが、ペンケトーです。

 実際にはパンケトーのほうが大きいのですが、この展望台からはペンケトーのほうが大きく見えます。ペンケトーからは上イベシベツ川が流出しており、下流にあるパンケトーに注ぎ込みます。パンケトーからはイベシベツ川が阿寒湖へ流れ込みます。いずれも立ち入りはできません。

ペンケトー : 南にある、面積0.3km2 小
パンケトー : 北にある、面積2.83km2 大

 サロベツ原野のペンケ沼とパンケ沼も同じように、ペンケ沼が上流、パンケ沼が下流にあります。ペンケ沼は北側にあり、その南にパンケ沼があります。パンケ沼園地があって湖岸まで行きやすいのはパンケ沼のほうです。

 パンケ沼はサロベツ原野最大の沼。最寄駅のJR下沼駅は、文字通りパンケ沼に由来しているもので、サロベツ原野の2つの沼では、ほぼ円形のパンケ沼のほうが知られています。パンケ沼は天塩川河口の海水がサロベツ川経由で流入しています。

パンケ沼 : 南にある、面積3.47km2 大
ペンケ沼 : 北にある、面積1.49km2 小

 上述の2つのパンケ・ペンケは南北逆ですが、河川の向きを知っていれば分かるようです。両者とも下流にあるパンケのほうが大きいようです。

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