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各支庁の電話保留音は?

 十勝支庁の電話保留音は、松山千春さんの「大空と大地の中で」だったのですが、2005年衆議院選挙戦を前に、使用が暫定的にストップされました。理由は、松山千春さんが鈴木宗男さんと手を組んでいるから。十勝支庁として応援しているということになりかねないということで代替の保留音になったそうです。

 そんなふうに、北海道の14の各支庁では、電話には「ご当地系ソング」を保留音として設定しています。上記の十勝支庁の保留音については、北海道新聞に掲載されていましたし、そのほかにも渡島支庁についても書かれていましたが、全支庁のぶんは不明でした。それで全部を調査し、リストアップしちゃいました。

北海道14支庁の電話保留音
●石狩支庁
「はまなすの恋」と「恋の町札幌(石原裕次郎)」を交互に使用。
●空知支庁
「草競馬(フォスター作曲)」 ※これはご当地ソングではないが、岩見沢市で開催されているばんえい競馬をイメージさせる曲として選ばれた(支庁担当員談)。
●上川支庁
「北の国からテーマソング」 ※上川支庁南部にある富良野市を舞台にした人気ドラマ北の国からご当地ソングとは当然といったところ。
●留萌支庁
「留萌の春(森田公一)」 ※留萌の数少ないご当地ソングのひとつ。
●宗谷支庁
「宗谷岬」 ※千葉紘子、ダ・カーポが歌う日本最北端のご当地ソング。これもご当地ソングとしては当然といったところ。
●網走支庁
「知床旅情(加藤登紀子)」 ※この知床旅情を保留音とするに際して、同じく知床の半分を領有する根室支庁も知床旅情を採用しようとし、どちらが知床旅情にふさわしいか論議された経緯があるそうです。結局根室支庁が断念するという結果になり、網走支庁が知床旅情をゲットしたとか。知床旅情が誕生したのは根室支庁にある羅臼町だったのですが……(知床旅情誕生秘話などのページはこちら)
●渡島支庁
「函館の女(北島三郎)」 ※渡島支庁出身の北島三郎が歌う函館の女は渡島のご当地ソングとしてもっともふさわしいのでしょうね。
●檜山支庁
「江差追分」 ※北海道遺産にも選ばれている歴史的民謡を採用。江差追分のメッカ江差町が支庁所在地です。というか檜山支庁にこれだけのビッグナンバーはないでしょう。しかもほかの支庁にはない歌声入りではりきっちゃってます。
●後志支庁
「ソーラン節(細川たかし)」 ※後志支庁出身の細川たかし、ソーラン節発祥の地もともに後志。
●胆振支庁
「地球岬(さとう宗幸)」 ※支庁所在地の室蘭市にある地球が丸く見える地球岬の歌。
●日高支庁
「走れコータロー(ソルティーシュガー)」 ※馬の走る光景が思い浮かぶよう……。日高といえば馬ですから。
●十勝支庁
「大空と大地の中で(松山千春)」 ※1997年から十勝をイメージできる曲として採用されている。十勝支庁の足寄町出身松山千春の唄は十勝を代表する曲だが、2005年9月の選挙戦の際に誤解を与えるとして使用停止。
●釧路支庁
「まりもの唄(安藤まり子)」 ※まりもといえば釧路市阿寒町阿寒湖。阿寒湖の遊覧船でも今でも使われ、阿寒湖畔に歌碑もある。
●根室支庁
「ここに幸あり(大津美子)」 ※上記の網走支庁の欄をごらんいただきたいが、網走支庁に根室支庁で生まれた知床旅情の曲を奪われた。仕方なく根室支庁があきらめ、根室出身の作詞家と作曲家のここに幸ありが選ばれた。

 上川支庁の担当の方は、詳しく丁寧に教えてくださいました。平成10年ごろに保留音はどれがよいかということが、各支庁にゆだねられたそうです。決め方はさまざまで、上記のようにほとんどのところがゆかりのある曲、ご当地ソングを選定しています。

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