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根室沖サンマ漁船転覆事故

 2005年9月28日未明に、根室沖で起きたサンマ棒受け網漁漁船帰港時時転覆事故。1日たった今でも調査や行方不明者捜索活動が続けられています。8人の乗組員のうち1人救助されましたが、5人死亡という大惨事になってしまいましたね。道内の新聞では一面トップ記事です。(=北海道新聞)

 衝突痕があったことから、大型船(タンカー?)による当て逃げという説が浮上してきていますが、領海つまり12海里外だった可能性があるそうで、そうなってくると日本の法律が及ばないということでややこしくもなってきます。なんでも、根室沖は外国船の貨物船やタンカーがたくさん往来しているところらしいです。今は、早く解決を願うばかりです。

 捜索や事件解明をするのは、北海道の海を担当する小樽市の第一管区海上保安本部。捜索活動は根室市の根室海上保安部。全国さんま漁業協会の略称がおもしろい。「全さんま」。朝日新聞による全さんまの担当者の話では、さんま漁船の帰港時転覆は過去に例がないとか。

 ところで、29日未明にも、サケ・マス漁船が事故の船にコツンとぶつかったそうな。ぉぃぉぃ。

 追記20051003:犯人が確定しましたね。イスラエルの海運会社の大型コンテナ船でした。当初船長は、しらばっくれていて、北海道を知らないという発言をしていたらしいですが、会長が事故を認め謝罪をしました。知らないということはあるのだろうか……。漁場監視レーダーによると、事故現場付近で急な針路変更をとった形跡があるということでしたが……。もっと長期化するといわれていたので、こんなに早くわかるとは思っていなかったですが、とりあえずはよっかたです。今年の北海道十大ニュースの一つになるでしょうか。

 追記20051011:イスラエルのZIM社が犯人なわけだけれども、ここまでのニュース報道を見ていて、よくやってるなと思いますね。遺族の方たちははらわたが煮えくり返る思いだろうけれども、それはとってもわかること。だけど、本来外国船籍の大型船と衝突した場合(特にリベリア・パナマ)、泣き寝入りすることが多い中で、今回はある意味良い方向に向かったといわなければならないと思います。日本とイスラエルが友好関係にあるというものあるんですが。「来るのが遅すぎた」という声もありましたが、イスラエルにしてみれば最大限の対処をしているのではないかと思います。賠償もしっかりすると確約しているし、社長自ら根室に来て、手合わせて。そこまでする外国の会社、しかも今回はイスラエルの会社、あまりないでしょう。外国が絡むときは、「日本の当たり前」を適用してはならないと思います。以上、ZIM社と遺族、お互いを客観的に見た個人的意見です。あとは、当て逃げか否かという論争がもつれるんでしょうね。

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