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石狩支庁廃止?

 札幌市を支庁所在地とする「石狩支庁」が存続の危機に立たされているそうです。北海道としては支庁制度改革による支庁再編を目指しているとのことで、ちょっとした問題が浮上しています。

 支庁制度は、1910年に現在の14支庁のもとができあがり、1948年に「北海道支庁設置条例」ができました。これまでの歴史の中で、市町村が別の支庁へ編入されたりして微妙に変動があったとはいえ、だいたい現在の14支庁の形でした。最近では、2005年10月1日に新・八雲町が誕生し、檜山支庁の熊石町の区域が渡島支庁になりました(記事はこちら)。

 もし石狩支庁が廃止・消滅となれば、1910年以来はじめて14支庁が13支庁になります。で、なんで今そんな話が出ているのかというと、2005年10月1日に合併した新・石狩市誕生に関連してです。以下のようになっちゃったわけです。

 2005年9月30日以前の所管町村:
  当別町、新篠津村、厚田村、浜益村 1町3村
 2005年10月1日以降の所管町村:
  当別町、新篠津村 1町1村

 石狩支庁は、道内の14支庁の中でもっとも市の割合が大きく、もっとも町村の数が少ない支庁になりました。市は、札幌市・江別市・石狩市・北広島市・恵庭市・千歳市の6市。(※支庁は市も含んで書かれることが多いですが、基本は町村が所属する郡単位で所管)

 石狩支庁所管の町村は2町村になってしまって、支庁が行う仕事が減ってしまいました。それで、廃止か、本庁(道庁)に統合するかという問題が起きているわけです。でも、数年したら(予定では2008年から)支庁再編で、もしかしたら、というかかなりの確率で札幌市に支庁舎を置くでしょう。北海道新聞によると、それが「道民の混乱を招く」ことになるようです。

 さて、2008年度から支庁再編でどうなるのかというと……(予定ですよ)、6つの地域生活経済圏に従って6支庁に再編するということになっています。わかりやすくいうと道央・道北などのことです。こうすると、一極集中・地方過疎化の時代に、道央圏だけすごいことになります。道民にはほとんど関係ないし、影響もないけど、どうなっていくか気になるところではあります。

 道南圏:渡島支庁、檜山支庁、(支庁舎はおそらく函館市)
 道央圏:石狩支庁、後志支庁、胆振支庁、空知支庁、日高支庁
 道北圏:上川支庁、留萌支庁、宗谷支庁、(支庁舎はおそらく旭川市)
 根釧圏:釧路支庁、根室支庁、(支庁舎はおそらく釧路市)
 ※以上統合あり、以下変動なし
 オホーツク圏:網走支庁
 十勝圏:十勝支庁

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