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知床観光はマナーを守って!

 2005年7月に世界自然遺産に登録された知床(しれとこ)ですが、まもなく1周年を迎えようとしています。一大観光スポット「カムイワッカ湯の滝」へ通じる唯一の交通手段、シャトルバスも7/13~9/20限定で運行されることが決まりました。

 しかし、今年カムイワッカ湯の滝へ行く方は注意が必要。これまでカムイワッカ湯の滝の利用は、カムイワッカ川をのぼって、一の滝、二の滝、三の滝、四の滝まで(実際は五の滝まである)利用できましたが、今年は一の滝(8m×5m、道路から上流100m地点)だけに制限されます。つまり、よく観光写真で掲載されている四の滝へは実際に行くことはできないということです。理由は落石危険のため。

 さらに、世界遺産登録後に観光客が増加し、羅臼町側にある無料露天風呂「セセキ温泉」や「熊の湯」などではトラブルが続出。地元羅臼では大変困っているご様子です。特に北の国からロケ地「セセキ温泉」では、利用マナーが大変悪く、管理をされていた方がとうとう管理をおやめになりました(=北海道新聞)。付近のエリアは羅臼昆布漁が盛んですが、昆布干し場に無断で入りキャンプし荒らして帰っていくという事態が深刻化。利用者は当面、自分で海水をくみ出して利用することになりそうです。

 というわけで、これから世界遺産知床観光を計画されている皆様、当サイトからもお願いいたします。自然を守って、地域住民の迷惑にならないように、マナーを守って楽しんでください。以下簡単に、報道記事より、守るべきマナーをあげてみました。

■知床観光で気をつけるべきこと
地域にお住まいの方々(昆布漁で一時的に来る方含む)のことを考える。
勝手に道路・駐車場以外の場所に入り込まない。人・車・バイク・自転車含む。
ごみは必ず持ち帰る、ぽい捨てはもってのほか。
勝手に植物採集などしない。荒らさない。
写真撮影はモラルを守って。温泉地での撮影は勝手に人物を写さない。
温泉地で洗い場に土足で入る馬鹿がいるようだが、そんなことはしない。

 ★追記2006年6月24日:2007年度から、世界自然遺産知床随一の観光名所「知床五湖」へのマイカー規制が行われる見通しです。理由は世界遺産登録による交通渋滞と混雑化。実現すると、幌尻から知床五湖、カムイワッカ湯の滝までの各名所が気軽に行きにくくなります。カムイワッカ湯の滝へは前述の通り、シャトルバスが期間限定で運行されており、これ以外に行く方法はありません。知床五湖へも来年度以降それを利用するということにもなりそうです。

 また、羅臼町の観光スポットである羅臼湖は、知床横断道路から長時間歩いていくようになっていますが、駐車スペースが皆無に等しい状況でした。それで国道沿いへの駐車が目立ち、路線バスで羅臼湖バス停を新設する運動を行っているとしています。世界遺産登録に伴う観光客入り込み対策が全体的に非常に遅れていますね。

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