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美唄~奈井江、ひきずり事件いまだ謎ばかり

 2010年1月2日に発見された引きずられた男性遺体。管轄する美唄署と砂川署は死亡ひき逃げ事件の可能性を視野に捜査を進めているものの、まだわからないことが多いのがこのニュース。

 そもそも最初の発見は美唄市西美唄の道道(宮島付近)で、対向車のドライバーが倒れている人を発見したのが始まり。しかし、現場に戻ったところ消えていた……。40分後、直線にして16キロ離れた奈井江町奈井江大橋で遺体が発見されました。事件の経緯をまとめました。

●1月2日17:45 死亡男性がいなくなったことに家族が気付く。
●1月2日18:10 美唄市西美唄町大曲2区の道道で対向車のドライバーが路上に人が倒れているのを発見。
 → 50m先の敷地に止めて同乗者(姉)が110番通報、ドライバーは徒歩で1分後現場に戻ったところ忽然と消えていた。当時暗かった。
 → 約50mにわたり血痕など残っていた。

●1月2日18:50 奈井江町奈井江大橋上で男性の遺体を発見。
 → 発見された遺体は白髪の男性でシャツとパンツの下着姿。スウェットズボンは道道沿い、奈井江大橋1km手前にて発見。長靴が大橋直前750m、900mで発見。スウェット上着がいまだ発見されず。

●1月3日 美唄市の男性遺体と奈井江町の男性遺体が同一人物と特定。
 → また、遺体が横たわったまま車と衝突、石狩川沿いの道道を通って引きずられて運ばれてきた可能性を模索。距離約23km。

●1月4日 男性は行方不明だった80歳男性と判明。美唄署などは30人態勢で聞き込み開始。道路沿いの民家の人たちに目撃情報なし。

●1月5日 美唄署が情報提供を求めるチラシを作成、配布。
 → 美唄での目撃者は、民家の敷地に止めるまで対向車とすれ違わなかったが、停車後に乗用車かRVが対向車線を走って行ったと証言していたことが判明。
 → 血痕や頭骨の一部が発見された現場の状況からみて美唄発見現場が死亡場所と断定。
 → 遺体の状況から引きずられたのは1回、あおむけで引きずられたと断定。3種類のタイヤ痕から割り出しを急ぐ。しかし、双方の現場で一致するタイヤ痕なし。路面は凍結・圧雪が多く、美唄現場はシャーベット状の雪面とブラックアイスバーンが混在。
 → 道道とはいえ、右左折などもある裏道に近い場所であり、土地勘のある犯人である可能性。
 → 対向車線にも血痕があり、複数台数、あるいは1台が蛇行しながら運転した可能性を示唆。

 20km以上の距離を、しかも、右左折やカーブの多い道路を、ずーっと引きずっていくことができるのか、謎がいまだ解決しない事件です。情報提供ページはこちら。

逮捕

 2010年1月25日、美唄署が月形町の男性を自動車運転過失致死と道交法違反で逮捕しました。月形町の整備工場で毛髪などが見つかったということですが、本人は雪の塊にぶつかったとしか証言していません。

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