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 ネット上で「北海道に喧嘩を売っている!">ついに「白い恋人」が「面白い恋人」を商標権侵害で提訴 – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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ついに「白い恋人」が「面白い恋人」を商標権侵害で提訴

編集部
Written by 編集部

 ネット上で「北海道に喧嘩を売っている!」との声もあった、大阪の「面白い恋人」が訴えられた。北海道の定番土産菓子「白い恋人」を製造する石屋製菓が、あまりに類似しておりふざけすぎているとして、類似商品の販売差し止めと廃棄を求めたものだ。

 白い恋人と言えば、いうまでもなく北海道を代表し全国的にも知名度の高い銘菓である。ラングドシャー、つまり、2枚のクッキーにホワイトチョコレートを挟んだ菓子で、1976年に販売開始して以来愛されており、人気は衰えない。

 一方の「面白い恋人」はみたらし味のゴーフレット。吉本興業の子会社が2010年7月に発売し現在まで販売する土産菓子である。「面」を頭に付けただけであとはそのまま、パッケージデザインも大変類似しているものだ。

 類似点は以下のとおりである。とにかく誰が見ても真似していることは明らかである。

・商品名:「白い恋人」、「面白い恋人」、一文字しか違わない
・商標権:白い恋人は商標登録、面白い恋人は商標登録却下
・パッケージデザイン:白い背景に水色と金色のライン、図柄の色調も類似。中央の絵は利尻山、大阪城と異なるが。

ついに「白い恋人」が「面白い恋人」を商標権侵害で提訴
ついに「白い恋人」が「面白い恋人」を商標権侵害で提訴

 以前から「面白い恋人」は「白い恋人」の模倣品だと話題になっていたが、白い恋人を製造・販売する石屋製菓(札幌市)がついに動いた。2011年11月28日、以下のように「お知らせ」を発表した。

当社は、本日 11 月 28 日(月)、吉本興業株式会社ほか 2 社を被告として、札 幌地方裁判所に、商標権侵害等に基づく差止請求訴訟を提起しました。 これ は、当社の代表商品である「白い恋人」を模倣した「面白い恋人」について、 その販売を禁止するとともに廃棄を求める訴訟です。 (2011年11月28日石屋製菓発表「お知らせ」より)

 訴えられたのは吉本興業株式会社、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー、株式会社サンタプラネットの3社。販売差止請求の原因は、(1)商標権侵害による差し止め請求、(2)不正競争防止法に基づく差し止め請求。

 石屋製菓は「白い恋人」という商品名を丸ごと含んだ悪質なものであり、パッケージデザインも含め明らかに模倣品であると表明。当初は大阪の限られた店舗で、一時的に販売されていたため静観していたが、徐々に調子に乗ってきて、既存ブランドに便乗し不当な利益を得ていると判断、ブランドを守るために提訴に踏み切った。

 2012年1月25日の札幌地裁で行われた第1回口頭弁論では、年間6億円販売したとしてライセンス料相当2割分=1億2000万円の損害賠償を新たに請求している。

 北海道の白い恋人をこよなく愛する道民としては、決して気持ちの良いものではない。

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