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3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催

千葉美奈子
Written by 千葉美奈子

3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催

【長万部町】名物の毛がにのシーズンに、その味覚を存分に楽しむ毎年恒例のイベント「おしゃまんべ毛がにまつり」。2014年も6月28日~29日にかけて、長万部町ふれあい公園で開催され、道内外からたくさんの人が訪れました。29日には、格安で売られた長万部の毛がにを求めて長蛇の列が。目玉イベント「全日本毛がに早食い競争」では、3連覇を目指して挑戦した札幌市の男性が優勝をつかむか、連覇が打ち破られるかが注目され、大いに盛り上がりを見せました。

長万部の毛がにを格安販売

噴火湾に面する長万部の前浜で水揚げされた旬の毛がには、濃厚な味わいが特長。ゆでたてを1000円~1500円という特別価格で販売したコーナーからは、長蛇の列がなかなか途切れませんでした。また、新鮮な毛がにを会場内の大釜でぐつぐつとゆでた「浜ゆで毛がに」(1杯1500円)も販売時刻のかなり前から大勢の人が列を作り、会場内で味わっていました。

かにめしや、かにラーメンの販売もあり、さっぱりした塩味のスープにかにの旨みが美味しいかにラーメンは、1杯500円。整理券が出るほどの人気ぶりで、スタッフの皆さんたちは休む間もなくラーメンを準備していました。

▼特別価格での販売には長蛇の列
3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催
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▼大釜で茹でられる毛がにたち
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▼ラーメン準備でフル回転のスタッフたち
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▼かにめし、かにラーメン
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「全日本毛がに早食い競争」、今年の優勝者は?

「全日本毛がに早食い競争」は、丸ごとの毛がにを前に、90秒間でどれだけ多く身を食べられるかを競うイベント。食べる前と後の重さの差から、食べた量を出します。70名の参加者が、約1時間半かけて10レースほどに分かれて競いました。近所にキャンパスのある東京理科大の学生ボランティアスタッフたちも、レースのスムーズな運営に貢献!

函館市からの参加という79歳の男性は「10回以上参加している」というベテラン。スタートの合図と同時にまず味噌を食べて重量を軽くするという戦術に出て、健闘しました。軍手も用意され、時に殻で手を負傷しながらも、参加者たちは必死に解体作業に取り組みますが、大抵、90秒のうち口に身を入れ始めるまでに30秒ほどを費やしてしまいます。計量の結果、7gしか食べられなかった初参加の女性も。それでも「おいしくいただきました」とニッコリ。

そんな中、昨年と一昨年の覇者である札幌市の男性は、3連覇を目指し、優勝を狙いました。さすがの豪快な食べっぷりに、今年も優勝か!?と思われましたが、実はその隣りにも驚きの勢いでかにを口の中に詰め込んでいく大学生が。結局、この東京理科大生・佐藤拓海さんが、242gを食べて初優勝。賞品の毛がに20杯を獲得し、「口の中も痛くて辛かったが、たくさんの応援のおかげで優勝できて嬉しい。何杯かは千葉県の実家に送りたい」と満面の笑顔で話しました。副賞のビール350ml24本入りの箱は、佐藤さんが未成年であるので大学の先生に託されるというオチつきでした。

▼早食い競争で食べられるのを待つ毛がに
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▼早食い競争
3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催

▼グランプリの東京理科大生
3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催

▼景品のビールは大学の先生へ
3連覇かかった早食い競争は果たして?! 長万部で『毛がにまつり』開催

▼映像:競争の様子

道外からも、かにを求めて長万部へ

今回の早食い競争には、旭川など道内の遠方地域からだけでなく、茨城、神奈川、静岡、愛知など、道外からの参加者の姿も目立ちました。「かにが好きなので」「かにのイベントをネット検索して見つけた」などと、かにを求めてはるばる長万部にやって来た人たち。司会者によると、年々、道外からの参加も増えているようで、「おしゃまんべ毛がにまつり」の存在も、全国のかにファンに徐々に知られ始めている!? かににまみれた活気のあるイベントでした。

筆者について

千葉美奈子

千葉美奈子

東京都出身。2012年夏から函館市在住。乳幼児と保護者向けイベントの講師業のほか、総合情報サイト『All About』の乳児育児・絵本ガイド。自身も子育て現役中。初めての北海道生活、函館の空の表情の豊かさは、長年かかって築かれてきた価値観・人生観に大きな影響を与えたようです。道南地方の個性的な魅力に触れるたびに幸せな気持ちに。趣味は料理、パン作り、野球観戦。